【海外の反応】外国人の目に映る日本の魅力まとめ:東京で訪れるべきは「寄生虫館」、注目は「かわいいうんち」!?

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日本への関心が高まる中、世界中で独自な視点で「日本旅行」について紹介しているサイトが多数あります。今回はアメリカのCNNをはじめとする英語情報サイトで「ジョークではない!これが日本旅行だ」と紹介された内容を訳し、お伝えします。

私たち日本人からすると「こんな風に思われているなんて」という意外な感想が見えてきます。

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日本の魅力1. 「奇妙」なものに溢れる個性的な美術館や博物館

CNNは、日本を訪れる際には、日本特有の「奇妙な美術館」を訪れるべきだと掲載しています。(行こう、断りない場合、訳は筆者によるもの)

目黒寄生虫館(東京都
東京都目黒区にある「寄生虫」をコレクションした博物館。なにが見られるって?それは言わなくてもわかるだろう。
新横浜ラーメン博物館神奈川県
極端なほどに「ノスタルジア」を感じられるラーメンの博物館。様々な種類のラーメンを「格安」で食べられる特典もあります!(SHINYOKOHAMA ”RAUMEN” MUSEUMとヘンな綴りではあるけどね)
横浜ブリキのおもちゃ博物館(神奈川県
少し変わったものを楽しみたかったらこんな博物館もあるんだ。壁一面に並べられたロボットや宇宙船、レーザー銃などに囲まれて過ごすことができます。

独特の路線をゆく「カルチャー大国」の少し変わった博物館なども外国人を楽しませるコンテンツになっていました。

【海外の反応】日本の新パスポートに注目集まる

2020年2月4日以降の申請受付分から、日本のパスポートが新しいデザインとなりました。以前は表紙に菊の紋章で中身も比較的シンプルなものでしたが、日本らしさが感じられる新しいデザインのパスポートとなりました。日本のパスポートの新デザインに寄せられた国内外のSNSでの反響や、世界の素敵なパスポートのデザインについても紹介します。関連記事【速報】EU入国規制緩和 最終調整インバウンド対策にお困りですか?「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談...


日本の魅力2. 「アレ」に対する変わった向き合い方

同じ記事では、日本で見られる率直なほどの「排泄物」に関するアイテムがとても奇妙に映ると紹介されています。

日本独特の感覚はコミックでよく見られる「ニコニコ笑っているウン◯」で知ることができます。

日本では薬局や道路標識でも「キャラクター化」された排泄物を見ることができるんです。本当ですよ!

ストレートなまでの「身体」に関する表現は、五味太郎氏作・絵の「みんなうんち」でも分かりますね。

西欧文化からすると、なんでも「カワイイ化」するのはかなり変わった文化だと思われている様です。

日本の魅力3. それ「青」信号なの?

世界の旅行情報を発信している「THETRAVEL.COM」では、日本旅行での不思議なところの一つとして「青信号」について触れています。

日本で運転をしていると「緑・青緑・ターコイズ」色の信号に出くわします。

日本では青と緑の区別がきちんとありますが、その昔どちらとも「アオ」呼ばれていました。

現代では「ミドリ」の意味は緑色ですが、未だに交通信号機は「アオ」と呼ばれています。

筆者は、日本人の色に対する独自の文化について知っている外国人に「これは何色だい?(赤と緑の布を重ね信号機に見たて、緑色を指差しながら)」とテストされたことがあります。

緑じゃないか?と思いましたが、彼の意図を汲み取り青と答えました。相手はこの回答に、日本文化の一端を見つけて嬉しそうでした。

日本文化に熟知していない訪日外国人の場合、色に対する日本人の感覚や文化を不思議に感じることがあるようです。

▲[信号機]:イメージ
▲[信号機]:イメージ

日本の魅力4. 日本の「アダルト」カルチャー

CNNの記事では、日本の「ピンクカルチャー」にも切り込みます。

映画やアニメなどでは「性的描写」に当たるシーンはモザイクを掛けられ、法的処理をされています。

しかし日本の「アダルトショップ」に行くと、単純好奇心以上の人間の奥深さを知ることが出来るでしょう。

あなたはそこで必ずや人々の「性的嗜好」に驚くことでしょう。

秋葉原は「アダルト産業」の一つの有名な地で、小さな「アダルト・高層ビル群」を訪れることができます。どのショップも入り口付近や1階は比較的「大衆的な」商品を見ることができますが、奥に進んで行くと…警告はしておきます。

実際、日本の「ピンクカルチャー」に驚きを見せる訪日外国人は少なくなく、Twitterなどでも盛り上がりを見せています。

真実の日本の姿の一つであり、気持ちを動かされた海外からの旅行者には話題にされて当然ですが、こうした面を「日本」としてフォーカスされるとどことなく居心地の悪さを感じる日本人も少なくはないのでしょう。

日本のアダルトカルチャーに関するTwitter投稿
▲Twitter投稿:編集部スクリーンショット

Twitter:日本のアダルトカルチャーに関する投稿(https://twitter.com/bachazliptova/status/592551668266315777)

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海外も驚く日本の魅力をPRへ

今回ご紹介した内容は、どれも日本人にとって日常と感じられるものかもしれません。それでも、外国人には「奇妙」に映るとして、このように大手メディアで言及されています。

こうした海外メディアの切り口から見えてくるのは、訪日旅行の思い出は、必ずしも特別な限定のイベントや、お金をかけて手に入れるものだけではないということです。帰国後にお土産話として「文化ネタ」をよろこんで話題にする姿が目に浮かぶようです。

在住者にとって当たり前のことでも訪日外国人にとって「面白い」「奇妙」とうつることがしばしばあることを認識し、訪日外国人の集客を目指す際には、商品やサービスがより魅力的に見える角度について一度常識を捨て去って考えてみるのも、良い手段かもしれません。

同時に、サービスの提供においては、日本人にとっての当たり前を押しつけ過ぎていないかという点にも配慮すると良いでしょう。

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<参照>

CNN記事:Not so strange after all: Making sense of 'weird Japan'

THE TRAVEL記事:22 Seriously Weird Things That Only Exist In Japan

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

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宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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