新型コロナウイルス(COVID-19)について、連日ニュースで報道されています。ここ数日で学術誌に新型コロナウイルス感染症に関する論文が続々と掲載されるなど、ウィルスの詳細についても次第に明らかになってきました。
インバウンド事業者は最新の情報を把握したうえで、迅速な感染予防対策を取ることが求められます。特にホテルや小売店スタッフなど、お客さまと接する機会の多い人は、より対応を徹底する必要があるでしょう。
今回は、新型コロナウイルス(COVID-19)の新情報と、感染予防対策についてまとめました。
関連記事
韓国版「マスクマップ」登場!
アメリカ、フランスのディズニーも続々閉鎖!
【速報】WHO「新型コロナウイルスはパンデミック」
新型コロナマップまとめ
新型コロナウィルスの主な症状とは?
次第に明らかになってきた、新型コロナウイルス(COVID-19)の特徴。その症状とはどのようなものなのでしょうか。
風邪に似た症状だが、発熱を伴わないことも
WHO(世界保健機関)によれば、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染して発症した場合、主に発熱や咳、息苦しさ、呼吸困難といった呼吸器の症状が出るとされています。風邪に症状が似ていますが、発熱などの症状を示さない感染者も確認されています。
重症化した場合には肺炎を引き起こしたり、腎臓の機能低下によって死亡することもあるということです。これまでに死亡した人のほとんどは、高血圧や糖尿病、心臓や血管の病気といった、免疫を低下させる持病があったといいます。
26日に行われた中国衛生当局の会見では、感染してから症状が出るまでの潜伏期間は平均で10日前後、最短で1日、最長で14日と発表されています。
致死率は3~4%程度とみられていますが、感染が拡大しており正確な致死率や、どのくらい重症化しやすいかは分かっていません。引き続き続報に注目する必要があるでしょう。
発熱だけではない!さまざまな初期症状に注意
武漢大学付属病院は、新型コロナウイルス(COVID-19)の症状について新たな発見をしたことを明らかにしました。それによれば、風邪やインフルエンザに似た兆候が現れるのは肺炎の後期で、初期症状のパターンは決まっているわけではないということです。
新型コロナウイルス(COVID-19)の初期症状としては、下痢や吐き気、その他消化器系の異常や頭痛などがあり、動悸や胸部圧迫感がみられるケースもあるということです。
高熱などの典型的な初期症状がないからといって対策を十分に行わないと、感染が拡大してしまうリスクがあるので注意が必要です。
新型コロナウイルス感染予防対策
新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しないためには、どのような予防対策をするべきなのでしょうか。
コロナウイルスに限らず、感染予防のためには個人個人が体調管理を徹底しつつ、基本的な衛生管理を欠かさない心がけが必要となります。
手洗い、うがいなど基本的な衛生管理を欠かさない
まず、こまめに石けんで手洗いをしてアルコール消毒をする、うがいをするなどの基本的な衛生管理は欠かせません。
ドアノブなど人が頻繁に触れる場所に対するアルコール消毒も予防に有効と考えられます。寒い時期は窓を閉めっぱなしで過ごすことになりがちですが、定期的に換気を行うことも良いでしょう。
マスクを着用し、こまめにマスクを交換するようにしましょう。もしマスクがない場合も、咳やくしゃみが出るときには口や鼻を肘やティッシュで覆うようにします。手で顔の周りをむやみに触らないことも大切です。
動物性の食べ物に注意。しっかり休息をとることも大切
基本的な衛生管理以外にも気を付けたいことがあります。
まず、生ものや火が完全に通っていない動物性の食べ物は食べないようにしましょう。さらに熱がある人や咳をしている人との近距離・長時間の接触も避けるべきでしょう。
免疫力が低下していると感染のリスクが高まるため、睡眠や休息、食事をしっかり取るなどして自己免疫を高めることも効果的です。
<参照>
NHK NEWS WEB:新型肺炎 今回のコロナウイルスの症状は
Yahoo!ニュース:最新論文から明らかになってきた新型コロナウイルス感染症の特徴
Yahoo!ニュース:新型コロナウイルス感染症の「感染力」はどれくらい強いのか?
【11/26開催】インバウンドの受け入れを「仕組み化」で乗り切る!宿泊・観光業の人手不足を解消する革新的ソリューションを紹介

外国人観光客の爆発的増加に伴い、スタッフの人手不足に直面する宿泊・観光業界。
さらには多言語対応やあらゆるサポートも求められ、キャパシティが限界状態にある事業者も少なくはないでしょう。
そこで訪日ラボでは、「人手不足を補いながらインバウンド対応を強化する」実践策を紹介するセミナーを開催します。
DXによる業務効率化や自動化、多言語対応の仕組みづくり、24時間・22言語対応の医療通訳付きオンライン診療、そして多言語での口コミ・MEO対策の無理のない運用方法まで、“少ない人員でも安心して外国人観光客を受け入れられる仕組み” を解説します。
<セミナーのポイント>
- 人手不足の現場でも実践できる、インバウンド対応・業務効率化のヒントがわかる!
- 多言語対応や医療連携など、“安心・安全な受け入れ体制”を整える具体策が学べる!
-
集客から滞在サポートまで、インバウンド受け入れを総合的に学べる!
→【11/26開催】インバウンドの受け入れを「仕組み化」で乗り切る!宿泊・観光業の人手不足を解消する革新的ソリューションを紹介
【インバウンド情報まとめ 2025年11月前編】中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか:インバウンド情報まとめ【2025年11月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










