新型コロナウイルス(COVID-19)について、連日ニュースで報道されています。ここ数日で学術誌に新型コロナウイルス感染症に関する論文が続々と掲載されるなど、ウィルスの詳細についても次第に明らかになってきました。
インバウンド事業者は最新の情報を把握したうえで、迅速な感染予防対策を取ることが求められます。特にホテルや小売店スタッフなど、お客さまと接する機会の多い人は、より対応を徹底する必要があるでしょう。
今回は、新型コロナウイルス(COVID-19)の新情報と、感染予防対策についてまとめました。
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新型コロナウィルスの主な症状とは?
次第に明らかになってきた、新型コロナウイルス(COVID-19)の特徴。その症状とはどのようなものなのでしょうか。
風邪に似た症状だが、発熱を伴わないことも
WHO(世界保健機関)によれば、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染して発症した場合、主に発熱や咳、息苦しさ、呼吸困難といった呼吸器の症状が出るとされています。風邪に症状が似ていますが、発熱などの症状を示さない感染者も確認されています。
重症化した場合には肺炎を引き起こしたり、腎臓の機能低下によって死亡することもあるということです。これまでに死亡した人のほとんどは、高血圧や糖尿病、心臓や血管の病気といった、免疫を低下させる持病があったといいます。
26日に行われた中国衛生当局の会見では、感染してから症状が出るまでの潜伏期間は平均で10日前後、最短で1日、最長で14日と発表されています。
致死率は3~4%程度とみられていますが、感染が拡大しており正確な致死率や、どのくらい重症化しやすいかは分かっていません。引き続き続報に注目する必要があるでしょう。
発熱だけではない!さまざまな初期症状に注意
武漢大学付属病院は、新型コロナウイルス(COVID-19)の症状について新たな発見をしたことを明らかにしました。それによれば、風邪やインフルエンザに似た兆候が現れるのは肺炎の後期で、初期症状のパターンは決まっているわけではないということです。
新型コロナウイルス(COVID-19)の初期症状としては、下痢や吐き気、その他消化器系の異常や頭痛などがあり、動悸や胸部圧迫感がみられるケースもあるということです。
高熱などの典型的な初期症状がないからといって対策を十分に行わないと、感染が拡大してしまうリスクがあるので注意が必要です。
新型コロナウイルス感染予防対策
新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しないためには、どのような予防対策をするべきなのでしょうか。
コロナウイルスに限らず、感染予防のためには個人個人が体調管理を徹底しつつ、基本的な衛生管理を欠かさない心がけが必要となります。
手洗い、うがいなど基本的な衛生管理を欠かさない
まず、こまめに石けんで手洗いをしてアルコール消毒をする、うがいをするなどの基本的な衛生管理は欠かせません。
ドアノブなど人が頻繁に触れる場所に対するアルコール消毒も予防に有効と考えられます。寒い時期は窓を閉めっぱなしで過ごすことになりがちですが、定期的に換気を行うことも良いでしょう。
マスクを着用し、こまめにマスクを交換するようにしましょう。もしマスクがない場合も、咳やくしゃみが出るときには口や鼻を肘やティッシュで覆うようにします。手で顔の周りをむやみに触らないことも大切です。
動物性の食べ物に注意。しっかり休息をとることも大切
基本的な衛生管理以外にも気を付けたいことがあります。
まず、生ものや火が完全に通っていない動物性の食べ物は食べないようにしましょう。さらに熱がある人や咳をしている人との近距離・長時間の接触も避けるべきでしょう。
免疫力が低下していると感染のリスクが高まるため、睡眠や休息、食事をしっかり取るなどして自己免疫を高めることも効果的です。
<参照>
NHK NEWS WEB:新型肺炎 今回のコロナウイルスの症状は
Yahoo!ニュース:最新論文から明らかになってきた新型コロナウイルス感染症の特徴
Yahoo!ニュース:新型コロナウイルス感染症の「感染力」はどれくらい強いのか?
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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