ロシアのドーピング発覚、東京五輪への参加はどうなる?日本のホストタウン事業にも影響与える

THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ- アーカイブ無料配信中
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

スポーツの世界で厳しく禁止されている「ドーピング」ですが、ロシアによる組織的なドーピングが行われていたというニュースが記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。

このようなロシアのドーピングに関する不正が続いたことを受け、国際オリンピック委員会IOC)はロシアに対して「国際大会4年間除外」という厳重な処罰を下しました。

今回の記事では、このロシアへの処罰が東京オリンピック・パラリンピックにどのような影響を与える可能性があるのかについてご紹介します。


訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)

ドーピング発覚から処分までの経緯

まず、ロシアの繰り返されるドーピングに対して、4年間の国際大会の出場停止処分を受けたことについてご紹介します。

WADAとは

WADAとは、「世界ドーピング防止機構」のことを指します。

本部はカナダのモントリオールにあり、1999年に国際オリンピック委員会IOC)から独立しました。ドーピングの根絶、ドーピング防止活動を目的としていきます。

国家単位によるドーピング改ざん疑惑

ロシアで行われたソチオリンピックでは、政府ぐるみで組織的なドーピングの隠蔽、不正工作が行われていたことが明らかになりました。

これは、ソチオリンピックに出場した選手に対して行われたドーピング検査の尿検体が、何か月も前に採取されたものと差し換えられていたというものでした。

この不正工作が行われていたのは、ロシア代表選手の全体の4分の1以上にも及びました。

このことから、これが選手による個人的なドーピングではなく、組織的に行われた不正であったのではないかという疑いがかけられることになりました。

除外措置決定

これらの疑惑に対する調査を進めていたコンプライアンス委員会が不正を認定したことを受け、WADAは2019年11月25日、ロシアの選手に対して4年間、主要な国際大会への出場停止処分を科すことを決定しました。

この国際大会への出場停止は、東京オリンピック・パラリンピックも含まれるということです。

これに対し国際オリンピック委員会(IOC)は、厳格な処分を支持する意向を示しました。

ロシア選手の参加はどうなる?

このような国としての国際大会への出場停止処分を受け、東京オリンピック・パラリンピックではロシア人選手はどのような待遇になるのでしょうか。

OARとしての参加

結論から言うと、ロシア人選手はロシア代表として国際大会に出場ができないとしても、個人資格でオリンピック・パラリンピックに参加することは可能です。

彼らは「OAR」Olympic Athlete from Russia(オリンピック・アスリート・フロム・ロシア)として大会に参加することになります。

つまり、「ロシア代表選手」ではなく、「ロシアからのオリンピック選手」という立ち位置です。

ドーピングへの潔白を証明できた選手のみが対象となり、大会に参加できる代わりに国歌斉唱や国旗を持っての大会参加はできないことになっています。

オリンピック以外の大会における影響

今回の処罰は「4年間の国際大会への出場停止」であり、ロシアが参加できないのはオリンピック・パラリンピックだけではありません。

これは、WADAの「世界アンチ・ドーピング規程」に署名している欧州競技大会(European Games)やユニバーシアード(Universiade)などを含む団体が主催する大会には参加できないということを意味します。

しかし、ロシアの都市サンクトペテルブルクで行われることが決まっていた2020年サッカー欧州選手権(UEFA Euro 2020)の準々決勝を含めた4試合、2021年の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)決勝などは、「主要大会、国際大会ではないこと」などを理由に、大会参加が認められています。

除外措置に対するロシアの対応

この厳重な処罰に対してロシア反ドーピング機関(RUSADA)は総会を開催し、WADAに対して「同意しない」という決議が下されました。そして、2019年12月末にはWADAに対して「ロシア制裁に同意しない」旨を述べた文書を送りました。

これらの流れを受け、ロシアのプーチン大統領は、WADAがロシアオリンピック委員会へのクレームを出していないことなどから、WADAの対応はオリンピック憲章に矛盾していることを指摘しました。

この続きから読める内容

  • 各組織への影響は
  • お探しのページは見つかりませんでした(404 ERROR)
  • 参加を受け入れたホストタウン 
  • 東京オリンピック・パラリンピックにおけるドーピング対策
  • 再発防止への体制構築が求められる
このページの続きを読むには会員登録が必要です
\無料・1分で登録完了/

訪日ラボ無料会員
登録すると…

50,000ページ以上の
会員限定コンテンツが
読み放題

400時間以上の
セミナー動画が
見放題

200レッスン以上の
インバウンド対策の
教科書が学び放題

\無料・1分で登録完了/

今すぐ会員登録する
完全無料 訪日ラボ会員 「インバウンドの教科書」出ました! 国別・都道府県別データ・トレンドをカバー 見てみる

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

プロモーションのご相談や店舗の集客力アップに