パラリンピック「馬術」の競技日程・会場・見どころを解説:試合は夕方〜夜になる可能性

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馬術では、人馬一体となって運動の正確性芸術性を競います。

特にパラリンピックでは、障害の程度によるクラス分けや、アシスタントのサポート、特殊な馬具の使用が認められるなど、通常のルールとは異なる部分も数多くあります。これらは、障害を持つ選手が公平性を保って競技に取り組めるだけでなく、観客にとっての見どころにもなっています。

この記事では、パラリンピックの馬術の概要、ルール、見どころを紹介します。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京オリンピック五輪)・パラリンピックは1年程度の延期が決定しました。詳細な日程、選考基準などは、公式情報が発表され次第、順次更新します。

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パラリンピック競技としての馬術

オリンピックでは「障害馬術」「馬場馬術」「総合馬術」の3つが採用されていますが、パラリンピックでは「馬場馬術」のみ行われます。また、個人課目と団体課目、自由演技があり、障害を補う目的に限り、馬具の使用や改造が認められる点が大きな特徴です。

以下では、馬術の概要、パラリンピックの馬術を解説します。

そもそも馬術とは?

馬術では、馬に乗った状態で運動の正確性や美しさを競います。男女混合で同条件のもと行われる点が特徴で、人馬が一体となって試合に臨むため、選手だけでなく騎乗馬の能力やコンディションも問われます。

オリンピックの馬術では、3つの種目が設けられており、詳細は以下のとおりです。

障害馬術

コース上に設置された障害物を飛び越えながら走行します。飛び越える際のミスの少なさと走行時間が採点基準となります。

馬場馬術

ステップをはじめとする演技を行います。演技の正確性、美しさが採点基準となります。

総合馬術

障害馬術と馬場馬術を組み合わせた競技です。生垣や池など、自然環境に近い障害物を飛び越えるクロスカントリーの要素も含んでおり、総合的な力が問われます。

パラリンピックの馬術ならではの特徴

オリンピックの馬術では3種目が催されるのに対して、パラリンピックでは馬場馬術のみが行われます。各選手が1対1で競う個人課目と3名ずつの選手で競う団体課目があり、後者は音楽に合わせて演技をします。

さらに、個人課目で上位に入賞した選手のみが出場できる自由演技があります。これは、各選手が演技のパターンを考案し、音楽に合わせて自由に演じる課目で、「馬のバレエ」とも呼ばれています。

パラリンピックでは、公平性を保つために、選手たちは障害の種類、程度により、5つのクラスに分かれて競います。採点時に求められる技術レベルもクラスにより異なり、障害を補うための馬具使用、改造が認められます

パラリンピック・馬術のルール

パラリンピックの馬術では、各選手が障害の程度によって5つのクラスに分けられますが、東京大会では前回のリオデジャネイロ大会とは異なるクラスが設けられ、クラスにより馬場のサイズや求められるレベルが変わります。

以下では、パラリンピックの馬術のルールを紹介します。

障害の程度を考慮した公平なクラス分け

2016年のリオデジャネイロ大会ではIa、Ib、II、III、IVの5クラスがありましたが、東京大会ではI、II、III、IV、Vの5クラスに分かれます。Iは最も障害の程度が重く、Vにいくにつれて軽くなります。

グレードによって競技場の大きさも異なり、グレードIからIIIは20メートル×40メートルの馬場、グレードIVとVはオリンピックと同じサイズの、20メートル×60メートルの馬場を使用します。

また、パラリンピックの馬術では、馬の移動を3つの歩法に分類しており、各クラスで演技にどの歩法を盛り込むかが設定されています。

3つの歩法の特徴を以下にまとめます。

常歩(なみあし)

時速6.6キロメートル程度のゆっくりとした歩法です。人の歩く速度(時速4キロメートル前後)よりも少し速いくらいです。グレードIでは常歩のみを用います。

速歩(はやあし)

時速13.2キロメートル程度の歩法です。この速さになると左前肢と右後肢、右前肢と左後肢が対になり、速いペースで交互に歩を進めます。グレードIIとIIIは常歩に加えて速歩を用います。

駆歩(かけあし)

時速20.4キロメートル程度の速い歩法です。乗馬している選手も上下に大きく揺れます。グレードIVとVは常歩、速歩、駆歩のすべてを用います。

細かな採点基準

コースは、馬場の周囲に記されたマークで示されます。「A、G、Iの順に常歩」のように指示が出され、選手たちはそれに従い、馬をコントロールします。5人の審判員は馬場を囲む形で配置されており、採点項目ごとに点をつけます。

採点にあたっては「着眼点」と呼ばれる基準が設けられており、それぞれの着眼点について達成度を10点満点で評価します。審判員は、馬の姿勢や肢の運びなど、細かなポイントを総合的に判断したうえで点数を決定します。最終的な順位は、各審判員の点数を合計して満点のうち、何%達成しているかで決まります。

この続きから読める内容

  • パラリンピック・馬術の見どころと競技日程
  • パラリンピック・馬術の見どころ
  • 競技日程・会場
  • 人と馬の絆、特殊馬具など見どころ満載のパラリンピック・馬術
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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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