政府は本日6月29日に水際対策を強化するため、新たに18の国と地域に対し7月1日から入国拒否を決定しました。
この記事では入国拒否についての概要と新しく入国拒否対象となったの18の国と地域の一覧をご紹介します。
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水際対策強化で18の国と地域が入国拒否に
本日6月29日、政府は新型コロナウイルスの国内での感染拡大を防止するため、「水際対策強化に係る新たな措置」を決定しました。
今回の措置では新たに18の国と地域が入国拒否対象となり、7月1日午前0時以降に日本に到着した人が対象となります。
6月30日に外国を出発した場合でも、7月1日午前0時以降に日本に到着した場合は措置の対象となります。
ただし「永住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」または「定住者」の在留資格を所有している場合は、再入国許可を持って6月30日までに外国を出発したケースに限り新たに入国拒否対象となった地域からの再入国でも原則入国が可能です。
一方で7月1日以降に出国する場合は、原則入国拒否の対象とする方針です。
今回の新規入国拒否の地域を含めると、日本が行っている入国拒否の対象の国と地域は129となります。
新たに入国拒否対象となった18の国と地域一覧
今回新たに入国拒否対象となったのは、中南米8、欧州1、中東2、アフリカ6の国と地域です。
- ガイアナ
- キューバ
- グアテマラ
- グレナダ
- コスタリカ
- ジャマイカ
- セントビンセント及びグレナディーン諸島
- ニカラグア
- ハイチ
- ジョージア
- イラク
- レバノン
- アルジェリア
- エスワティニ
- カメルーン
- セネガル
- 中央アフリカ
- モーリタニア
感染者数が急速に増加しているアフリカ大陸に位置するアルジェリアなどの入国拒否は、残念ながら仕方ないと言えるでしょう。
一方で在キューバ日本国大使館の公表によるとキューバでの新型コロナウイルスの感染者数は、6月25日時点で新規感染者数が4人(累計2,325人)、新規死亡者数は0名(累計85人)となっており、報道でもキューバ国内での新型コロナウイルスの封じ込めは成功していると報道されていました。
しかし周辺諸国では急激な感染者数の増加が確認されています。そのため、感染拡大が押さえ込めているキューバも入国拒否対象国となったと推測されます。
日本政府はベトナムなどの入国規制緩和を進める一方で、海外からの感染拡大に慎重な姿勢を見せています。
<参照>
外務省:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C057.html
在キューバ日本国大使館:https://www.cu.emb-japan.go.jp/files/100068571.pdf
東京新聞:https://www.tokyo-np.co.jp/article/35135
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