新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、国内外の旅行客が激減し、業界全体が大きな打撃を受けています。2021年1月現在、都市部を中心として二度目の緊急事態宣言が発令されるなど、事態の収束の見通しは未だ立っていません。
しかしながら、訪日旅行の需要回復は必ずやってきます。
今回のレポートでは、アフターコロナに向けた受け入れ環境整備に焦点を当て、事例とともにまとめています。
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【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
訪日旅行の需要回復期に向け、3つの領域で重要トピックを整理
今回のレポートには、おおまかに3つの区分を設けました。1つ目のセクションでは、アフターコロナにポイントとなる基本的な環境整備について説明しています。
続いて、コロナ禍を経て一層注目度が高まっているDX推進について事例と共に紹介しています。
最後に、観光コンテンツの磨き上げの観点から、観光庁が予定している促進事業についてまとめました。
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1. ソリューションを活用した受入環境整備
アフターコロナに向けてポイントとなる受入環境整備については、「正確な情報発信」「非対面非接触」「スマートな移動」「3密回避」に分け、各対策の軸となるソリューションとポイントをまとめました。
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2. DX推進と受入環境整備
観光業界においても、デジタル技術を有効活用することで新たなビジネスモデルを構築していこうという動きが見られます。
DX推進のセクションでは、観光業界におけるDX推進の事例をいくつかご紹介しています。
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3. 観光コンテンツの強化
Withコロナ時代においては、一層観光価値を高めて国内外の観光客を惹きつけるコンテンツの造成が重要になります。
観光庁が予定している促進事業の中から、「アドベンチャーツーリズム」と「スノーリゾート」についてまとめました。
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インバウンド誘客につながる取り組みが見えてくる
Withコロナ時代の旅行先に選ばれるためには、基本的な受入環境整備、旅ナカの体験価値の向上、今ある観光資源の磨き上げなどが考えられています。そして、その全てにDX推進が深く関わっていることがわかりました。
アフターコロナに向けた誘客において、プロモーションと同様、もしくはそれ以上に受入環境整備が重要だといえそうです。まだ先が見えない状況ではあるものの、インバウンドが戻る時に備えた受入環境整備の見直しが必要です。
【7/9開催】消費額1.7兆円超!最新中国インバウンド市場の攻略ポイント
2024年、訪日外国人による旅行消費額は過去最高の約8兆1,257億円を記録。 そのうち中国は1.7兆円超(全体の約21%)と圧倒的な1位を占めており、宿泊日数や訪問者数でもトップクラスの存在感を示しています。
これだけ市場が大きく、経済インパクトのある中国インバウンド。 いま多くの企業が「中国向けに本格的な戦略を立てるべきではないか?」と検討を始めています。
しかし中国では、Googleをはじめとする多くのサービスに規制があり、中国現地のSNSや地図サービスを活用するなど、独自のカスタマイズされた対策が必要です。
本セミナーでは、インバウンド戦略の基本を押さえた上で、「中国市場の最新動向」と「具体的な対策」について、わかりやすく解説します。
<本セミナーのポイント>
- インバウンド戦略の基本が学べる!
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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