香川県高松市、世界の観光地ランキング17位に 日本から唯一 「今後注目の観光地」として:「2020トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」

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世界最大の旅行プラットフォームトリップアドバイザー」が「2020トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」を発表しました。

「2020トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」とは、国内外の旅行者がシェアした口コミや評価、保存内容などにもとづき、優れた観光地を選出するものです。

2020年のランキングでは、日本の高松市香川県)が、今後注目の観光地として世界で17位にランクインしました。

本記事では、トリップアドバイザーランキングについて詳しくご紹介します。

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トリップアドバイザー「2020トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」を発表

2020年2月25日、世界最大の旅行プラットフォームトリップアドバイザー」が「2020トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」を発表しました。

2020年のランキングから、新たに「注目の観光地」と「今後注目の観光地」という2つのカテゴリーが追加されました。

「注目の観光地」とは、過去1年間で旅行者からの口コミや評価が急上昇した観光地を選出するものです。「今後注目の観光地」は、すでに一部の旅行者によってお気に入りの観光地として「旅リスト」に保存されており、今後人気が出ることが注目される観光地のランキングです。

いずれもトリップアドバイザーを利用する旅行者による、宿泊施設やレストラン、観光施設口コミや評価をもとに、前年比の増加や予約の関心度、検索量の増加などを考慮して独自のアルゴリズムによって決定されています。

トリップアドバイザーのブランド部門バイスプレジデントのニーラ・パル氏は、新しい場所を発見するためのインスピレーションや計画に最適な指標になるとコメントしています。

「今後注目の観光地ランキング世界トップ25」に香川県がランクイン

「今後注目の観光地ランキング世界トップ25」は、トップ5として、ロシアのカリーニングラード、アルバニアのサランダ、レバノンのベイルート、エジプトのルクソール、ギリシャのナウサの順にランク付けされています。

6位以降にもドイツのリューゲン島やベトナムのフーコック島、イタリアのモノーポリ、ボリビアのラパスなどユニークな観光地が並ぶなか、日本からは唯一、香川県高松市が17位にランクインしています。

高松市の観光スポットとして人気の「栗林公園」は近年、トリップアドバイザー「外国人に人気の観光スポット」ランキングにおいても3年連続でランクインしており、人気の高さがうかがえます。

今後注目の観光地ランキング世界トップ25

  1. カリーニングラード, ロシア
  2. サランダ, アルバニア
  3. ベイルート, レバノン
  4. ルクソール, エジプト
  5. ナウサ, ギリシャ
  6. リューゲン島, ドイツ
  7. フーコック島, ベトナム
  8. モノ―ポリ, イタリア
  9. ラ パス, ボリビア
  10. キュラソー, カリブ諸島
  11. オレロン島, フランス
  12. グアヤキル, エクアドル
  13. タルサ, アメリカ
  14. イプスウィッチ, イギリス
  15. フランシュフック, 南アフリカ
  16. タンジール, モロッコ
  17. 高松市, 日本
  18. カーラ デ オル, スペイン
  19. ペトロポリス, ブラジル
  20. アントワープ, ベルギー
  21. ミリッサ, スリランカ
  22. アルヴォル, ポルトガル
  23. ウイニペグ, カナダ
  24. ダーウィン, オーストラリア
  25. アグラ, インド

香川県はインバウンドから注目されている

香川県は、日本のインバウンド市場において特に注目を集める地域です。

香川県における2012年〜2017年の外国人延べ宿泊者数の伸び率は10.52倍と全国で1位を記録し、2018年には50万人を突破しました。

インバウンド誘客では韓国中国台湾香港を重点市場としており、現地旅行会社メディアとの連携から、プロモーションの強化につなげています。

さぬき地域といえば、直島や瀬戸内芸術祭など、アートを巡る旅がインバウンドに人気ですが、近年では他にもさまざまな観光コンテンツへの注目が高まっています。

名産のさぬきうどんを作る体験や、欧米豪からのインバウンド客に人気の高い「お遍路さん」、ボリビアのウユニ塩湖のようだと話題のスポット「父母ヶ浜」なども注目されています。

香川県の訪日外国人数が年50万を突破/アート”だけじゃない”さぬき地域を訴求

香川県さぬき地域は、今訪日外国人観光客の間で最もホットな旅先の1つとして、注目されています。2012年〜2017年の外国人延べ宿泊者数の伸び率は10.52倍と全国で1位を記録し、2018年には50万人を突破しました。直島などでアートを巡る旅が人気のさぬきエリアですが、他にもさまざまな魅力がインバウンドを惹きつけています。今回は、"アートだけじゃない"さぬき地域のブランディングについて、3つの例とその成功までの道のりを紹介します。インバウンド対策にお困りですか?「訪日ラボ」のインバウンドに精...


2021年は「オンラインうどんタクシー」も

さらに2021年には、香川県の琴平バス株式会社が特別企画として「オンラインうどんタクシー」も開催する予定です。

自宅で旅行気分を楽しめる「バーチャルとリアルの融合」を目指すもので、うどんタクシー専任ドライバーによる案内や、現地の人や他の参加者との会話も楽しみながら、うどんの歴史や文化を学び体験することができます。

琴平バスは2020年にもインバウンド向けの四国周遊オンラインバスツアーも企画し成功させています。

オンラインうどんタクシー 琴平バス株式会社
▲オンラインうどんタクシー:琴平バス株式会社

「今年のさっぽろ雪祭りはYouTubeで」「スマホでメイドとお茶」進む体験コンテンツの進化:コロナ禍を生き抜くヒントを学ぶ

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、観光業界は大きな打撃を受けています。そのようななか、コロナ禍を生き抜くため、訪日旅行の大きな目玉コンテンツだったものが、オンラインへの転換を始めています。本記事ではそれぞれの事例を参考に、オンラインコンテンツ化への工夫について紹介します。インバウンド対策にお困りですか?「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!訪日ラボに相談してみる目次さっぽろ雪まつりは今年はオンライン開催メイドカフェもオ...

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<参照>

PR TIMES:注目の観光地、今後注目の観光地は?トリップアドバイザー、「2020トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト 観光地」を発表

Tripadvisor:トラベラーズチョイス ベスト・オブ・ザ・ベスト

【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
  • 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
  • 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


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この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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