【遂に】USJ「マリオ」新エリアきょう開業 コロナ後のインバウンドの起爆剤となるか 海外からの注目高く

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大阪市ユニバーサル・スタジオ・ジャパンUSJ)で、新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が3月18日に開業しました。

目玉となる任天堂の人気ゲームマリオカート」のライドなどが、国内外から高い注目を集めています。

海外で人気のコンテンツを使った観光業の取り組みは他にも多数あり、外国人からの反応は良好なものとなっています。

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USJでついにマリオエリアオープン、外国人からも歓喜の声

大阪市ユニバーサル・スタジオ・ジャパンUSJ)の新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が、大阪府の緊急事態宣言の解除を受けて、正式な開業を3月18日に決定しました。

2020年夏オープンの予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期され、その後2月4日に開業予定となったものの、政府による緊急事態宣言の発出により再び延期されていました。

新エリアは海外でも高い人気を誇る任天堂のゲームマリオカート」のライドが目玉となるほか、リストバンドをスマートフォンを連動させてスコアを競うなどのゲーム体験を楽しむことができます。

外国人からの人気も高く待望の声が寄せられており、コロナ後のインバウンド需要を支える観光資源として期待されています。

関連記事:【海外の反応】 USJ、600億投じた「マリオ開業」に外国人「これ本物?」「早く日本に行きたい!」

世界的に人気のある日本のコンテンツを使った観光とは?

マリオなど世界で人気のコンテンツを利用して観光誘致に繋げている事例は、USJの他にも多く見受けられます。

動くガンダムが外国人に大人気に

株式会社Evolving Gと横浜市は、「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」の一環として「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」プロジェクトを実施しています。

2020年9月29日に開催された「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA プロジェクト詳細発表会」では、動く実物大ガンダムの映像が公開され、大きな反響を呼びました。

2020年12月19日から2022年3月31日の期間限定公開で、海外からの反応も良く、コロナ後の集客の目玉となっています。

動くガンダムを目玉とした旅行プランも展開されており、カップヌードルミュージアム山下公園など、横浜の周辺観光スポットへの誘客につながることも期待されています。

【海外の反応】横浜の「動くガンダム」が海外メディアで大きく報道:インバウンドの準備も進む

横浜の山下ふ頭にて「動く実物大ガンダム」プロジェクトが始動し、早速大きな話題となっています。 2020年9月29日には「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA プロジェクト詳細発表会」が行われ、具体的な開催概要とともに身長約18メートルのガンダムが動く動画が公開されました。一般への公開は12月19日の予定です。 当プロジェクトの目的の一つとして、世界的にも知名度の高いガンダムのコンテンツを活用することによる


政府での取り組み|内閣府のクールジャパン戦略、新たな観光資源発掘へ

マリオやガンダムのように、世界的に人気のあるコンテンツを利用した観光誘致策は、内閣府も「クールジャパン戦略」として推進しています。

クールジャパン」とは、アニメやマンガ、ゲームなど世界から「クール(かっこいい)」と捉えられる日本の魅力のことです。

クールジャパン戦略は、クールジャパンの(1)情報発信、(2)海外への商品・サービス展開、(3)インバウンドの国内消費の各段階を、より効果的に展開して世界の成長を取り込むことで、日本の経済成長につなげるブランド戦略です。

以下の通り掲げられている「クールジャパン戦略5つの視点」は、事業者や自治体の観光誘致のためのコンテンツ作りの参考になると考えられます。

クールジャパン戦略の5つの視点

  1. 「デザイン視点」で横串を指す
    クールジャパンに関わる取り組みにおいて、商品やサービスといった「機能価値」に、意匠や質感などの「感性価値」を取り入れた設計や編集により横串を指し、魅力を高めます。
  2. 政策・事業を連携させる
    クールジャパンの取り組みを官民・業種間の垣根を超えて相互に連携させ、点ではなく面として展開させます。
  3. 人材ハブを構築する
    クールジャパン関連分野の人材を、世界中から日本に引き付けて創造性を集積・高度化し、情報発信するハブの構築が必要とされます。
  4. 外国人の視点を取り入れる
    クールジャパンの海外発信や海外展開にあたって、影響力のある外国人や、日本ファンの外国人と協働し、外国人の目線で再編集することによって、日本の魅力の受容性を高めます。
  5. 地方の魅力をプロデュースする
    地域のクールジャパン資源を発掘して、日本全体の魅力として海外に訴求できるよう、集積・編集し、海外で受け入れられる「商品」となるようプロデュースします。

世界に誇る人気コンテンツで、コロナ後の集客を狙う

任天堂の人気キャラクターであるマリオが目玉となるUSJの新エリアの開業には、多くの外国人が興味を示しています。

他にも様々なアニメゲームで興味が示されており、日本が世界に誇る人気コンテンツはインバウンド需要喚起のカギとなり得ます。

内閣府の「クールジャパン戦略」を参考としたり、またそれに向けた取り組みを進めることで、さらなる集客力のアップを見込めるのではないでしょうか。

<参照>

朝日新聞デジタル:マリオ、3度目の正直 USJ任天堂エリア18日開業へ

内閣府:クールジャパン戦略について

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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

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宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生

「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる

【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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