関西圏を中心とした鉄道会社である南海電鉄は、2021年4月3日から世界的に利用されているクレジットカードVisaを利用したタッチ決済用改札を設置し、実証実験を開始しました。
福岡市地下鉄も、4月16日よりVisaタッチ決済を利用した「天神・博多間1日フリーきっぷ」の発売を開始しました。
海外からの旅行客受け入れに向けて各地で準備が進められています。
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Visaタッチ決済の導入、インバウンド客見据え日本各地で進む
南海電鉄は、大阪の南部中心地「なんば」と「関西国際空港」や、「和歌山」、世界遺産がある「高野山」を結ぶ南海電鉄の一部の駅にVisaのタッチ決済用改札機を設置し実証実験を開始することを発表しました。
実証実験の期間は、2021年4月3日からから12月12日までの予定です。
同電鉄は、インバウンド旅客を中心としたお客さまに対し、日常使い慣れたVisaカードで直接入出場を可能とすることにより、アフターコロナを見据えた受入基盤の強化を図るとしています。
Visaは世界的に利用されているクレジットカードであることから、決済の安全性も担保できるとしています。

また、福岡市地下鉄は、「天神・博多1日フリーきっぷ」のようなVisaのタッチ決済を利用したデジタル企画切符の導入は日本初であることを述べました。そのうえで、このフリーきっぷ発売の目的として「インバウンド観光客等を想定した福岡市内でのストレスフリーに回遊できる乗車方法の実現」をあげています。
天神・博多フリーきっぷの発売は2021年4月16日から8月15日までです。
プレスリリースによると、世界では既にロンドンやシンガポール、ニューヨーク等の公共交通機関でVisaのタッチ決済が利用可能であり、同地域では100を超える国や地域の非接触カードが使われた実績があることから、海外旅行者に向けての利便性向上につながるとしています。

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<参照>
南海電鉄:実証実験について
プレスリリース:福岡市地下鉄「天神・博多間1日フリーきっぷ」における、「Visaのタッチ決済」を利用したきっぷ購入、乗車の実証実験を開始します|#三井住友カード
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