観光バスに「バイオ燃料」着々と|交通・航空業界でサステナブル・ツーリズムの取り組み進む

2021年5月14日、大手バス会社JR東北バスは定期観光バスで、バイオ燃料の開発に力を入れるユーグレナ社のバイオ燃料を使用開始しました。

また2020年8月22日から、成田空港出発の定期観光バスでも同燃料が利用されています。

SDGs目標の達成や、カーボンニュートラルの実現に向けて取り組みが進められています。

JR観光バスでユーグレナ社のバイオ燃料使用

JRバス関東、JR東北バスではバイオ燃料を使用した観光バスの運営に取り組んでいます。

2020年8月には成田発の定期観光バス「ウェルカム成田セレクトバスツアー」で、また2021年5月には宮城県内で運行されている定期観光バス『仙台お散歩号・松島お散歩号』でそれぞれバイオ燃料を利用しています。

バイオ燃料とは、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)と使用済み食用油を原料に使用したものです。この燃料を使用することで、燃料を使用した際のCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。

またSDGsの目標「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「13:気候変動に具体的な対策を」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」を達成することも期待されています。

バイオ燃料補給の様子:プレスリリース
▲バイオ燃料補給の様子:プレスリリース

サステナブル・ツーリズムの実現に向けた取り組み進む

観光業界でも、サステナブル・ツーリズムの実現に向けバス以外の分野でも取り組みが進められています。

航空業界でもクリーンエネルギー化が進められており、日本航空を始め、KLMオランダ航空、ユナイテッド航空など世界各国でバイオ燃料を利用した取り組みが始動しています。

またユーグレナ社ではバイオ燃料を陸・海・空における移動体に導入すること、そして2030年までにバイオ燃料を製造・使用するサポーターを日本中に広げる取り組み「GREEN OIL JAPAN」を推進しています。

「サステナビリティ」、「エシカル志向」が観光客にも広がる中、これらの取り組みを契機にサステナブル・ツーリズムの実現に観光業、交通業界が一体となって取り組むことが求められていると考えられるでしょう。

関連記事
航空機の燃料に変化アリ。世界の航空会社が意識する「サスティナビリティー」旅行客の選択肢にも影響が
SDGs達成に観光業界が貢献できることとは?海外と日本の事例から目標達成のヒントを探す

インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる

<参照>
PR TIMES:東北初!ジェイアールバス東北が運行する仙台・松島を巡る2階建て定期観光バスにてユーグレナ社のバイオ燃料を使用開始
PR TIMES:成田空港出発の定期観光バスでユーグレナバイオ燃料の使用を開始

関連インバウンド記事

 

役にたったら
いいね!してください

この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客のインバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!