株式会社リクルートの観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」が、「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」の最新結果を公表しました。
調査からは、旅行者の旅行意欲は高い水準を維持していることがわかりました。
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じゃらんリサーチセンター、コロナを受けての旅行意欲について調査
コロナ禍によって旅行や移動の自粛が続く中、じゃらんリサーチセンターは、旅行者の旅行意欲について6回目となる調査を行いました。
旅行意欲がある層は合計で55.4%と半数を超えており、コロナ禍でも旅行への熱が冷めていないことが窺えます。
旅行意欲は過去2番目に高い55.4%、感染状況が旅行実施時期を左右か
じゃらんリサーチセンターは、2021年3月23日(火)から2021年3月24日(水)にかけて、6回目となる「新型コロナウイルス感染症による旅行市場への影響」調査を行いました、
公表された調査結果によると、「今後のレジャーの計画について、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて現時点の気持ちに近いもの」といった旨の質問に対し、旅行意欲がある層が55.4%いることがわかりました。
同調査は全6回行われており、そのうちデータが示されているのは5回分です。回答者の中で「旅行意欲がある」とされる人達の割合は、2020年10月に行われた第4回調査に次いで2番目に大きい割合となりました。
じゃらんリサーチセンターは、ワクチン接種拡大などによって感染状況が収束へと向かい始めた際には、「旅行に行きたいが様子を見ている」層が、旅行実施を徐々に再開していく可能性があるといった見解を示しています。

また、国内宿泊旅行を希望する場合に選ぶ時期についても調査しています。春、夏、秋、冬、そしてお盆やGWなどの連休を含む区分の中で最も多く選択されたのは、2021年9月~11月の秋のシーズンで、全体で29.1%の回答が集まりました。
ただ、「わからない・感染状況による」との回答は42.8%となっており、実際には感染状況が旅行意欲や計画を促進すると考えられます。感染状況が改善した際の旅行再開に向けて、今からの準備が大切だと言えるでしょう。
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じゃらんリサーチセンター:プレスリリース
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