マカオの外国人旅行者数が前年比52倍に、コロナ前には及ばずも回復続く

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マカオの2021年5月のインバウンド旅行者数が、2020年同月の旅行者数から52.7倍増加したことがわかりました。マカオを訪れた人の数は過去3か月間連続で増加しており、インバウンド回復へ順調に向かっていることがわかります。

宿泊を伴う観光客数が日帰り観光客数を上回った一方、平均滞在日数は前年同月から3.7日短くなり、1.6日でした。

なお、マカオは2021年6月現在、中国本土を除く国・地域からの入境を厳しく制限しており、新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年同月と比較すると2021年5月の旅行者数は4分の1にとどまっています。


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マカオの外国人旅行者数、前年同期比52倍に

マカオは現在中国本土を除く国・地域からの入境を厳しく制限していますが、2021年のインバウンド旅行者は前年同期比52.7倍の86万6,063人となりました。

中国本土からの旅客数は、全体の91.8%にのぼる79万5389人だったとのことです

宿泊客が多いものの「長期滞在化」は見られず、コロナ前との比較では4分の1

ワクチン接種の進展とともに海外旅行客受け入れを再開している国や地域も見られますが、マカオは2021年6月現在でも中国本土以外からの入境を制限しています。

そうした中、マカオの2021年5月のインバウンド旅行者数は86万6,063人を記録しました。内訳としては、中国本土からの訪問客が79万5,389人で最も多く、これに香港からの訪問客6万4,265人、台湾からの訪問客6,363人と続きます。

全ての訪問客の中では、宿泊を伴う旅客が47万3,808人で日帰り旅客の39万2,255人と上回りましたが、全旅客の平均滞在時間1.6日で、前年同月から3.7日短い滞在日数となりました。

訪問回数別に見ると、2回目、または3回目のマカオ訪問という人が23万5,042人で最多となりました。初めてマカオを訪れた人は15万5,123人だったということです。

マカオのインバウンド旅行者数は2021年2月以降3ヶ月連続で増加しており、コロナ禍からの回復傾向がうかがえます。

一方、コロナ禍前である2019年5月は339万6,835人であり、2021年の旅行者数はこの約4分の1にとどまっています。

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<参照>
マカオ政府統計調査局:時系列データベース
マカオ政府統計調査局:Visitor Statistics Datebase


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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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