旅行予約サイト、Tripadvisor®(以下:トリップアドバイザー)は、2021 トラベラーズチョイスベスト・オブ・ザ・ベストツアー・アクティビティを発表しました。
1位はドバイのジェットスキー・ツアーが獲得し、日本からはサイクリングツアー部門で「小グループで行く東京自転車ツアー」が10位に、「東京西側サイクリング&フードツアー」が17位に選ばれました。
2021年のランキングの傾向としてはアウトドアや水辺を中心としたものが多く、日本から選出されたものは自転車でまわるツアーが多かったということです。
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トリップアドバイザー、世界の「体験ツアー」ランキングを発表
トリップアドバイザーは、世界のアクティビティを伴うツアーの人気ランキングを公表しました。
世界総合1位となったのはドバイの水上レジャーでした。トリップアドバイザーは「ウォーターアドベンチャー」は新型コロナウイルス感染症の流行を経て注目が集まったコンテンツだとしています。
総合1位はドバイが獲得、アフターコロナのトレンドも反映
トリップアドバイザーは、6月23日に「2021トラベラーズチョイスベスト・オブ・ザ・ベストツアー・アクティビティ」を発表しました。これは「トラベラーズチョイスアワード体験・ツアー」がリニューアルされたもので、今年からは11部門と世界10都市別のランキングが設けられています。
「自然とハイキングのアクティビティ」、「ウォーターアドベンチャー」、「非日常の体験」などは、パンデミックが始まって以来、注目とニーズが高まっているアウトドアのアクティビティで、これを反映した部門となっています。
総合的なランキングではドバイのジェットスキー・ツアーが1位に輝き、同コンテンツは「ウォーターアドベンチャー」でも首位を獲得しています。

また、トリップアドバイザーによると、2021年のトレンドとして、ランクインしたアクティビティはアウトドアや水辺を中心としたものが多かったとされています。
日本の「サイクリングツアー」が評価、東京と京都の高い人気も
日本からは、全世界ランキングで1位のコンテンツは無かったものの、サイクリングツアー部門で「小グループで行く東京自転車ツアー」が世界10位に、「東京西側サイクリング&フードツアー」が世界17位に選ばれたということです。
日本の「サイクルツーリズム」が発展してきているといえるのではないでしょうか。
今回の発表では、日本に限定したランキングも公表されています。トップ10のうち、東京都と京都府のコンテンツがそれぞれ4つずつランクインしており、人気の高さがうかがえます。

日本で1位だった「Tokyo Walking Tour with Licensed Guide Shinjuku(通訳ガイドと新宿まち歩き)」は、総合ランキングでもアジア7位にランクインしています。
東京は世界的にも魅力のある観光都市であることが再認識できます。
観光庁は2021年版の観光白書の中で、アフターコロナの観光コンテンツとしてアクティビティを伴うコンテンツの醸成を掲げており、アクティビティは今後ますます注目を集めるコンテンツとなるでしょう。
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<参照>
Tripadvisor:プレスリリース
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インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
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- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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