【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
中国販売に特化した越境ECモールを開始
「京都優品跨境商城」は京都中央信用金庫がモールの構築やプロモーションなどの資金を拠出し、インタセクト・コミュニケーションズ株式会社が運営と販売に関わる形で、今年5月末より試験的にスタートしました。原則として、京都中央信用金庫営業エリア内の取引先企業をECモールの対象企業としています。
京都中央信用金庫のニュースリリースによると、今年3月30日の出品募集開始以降、多数の企業からの申し込みがあり「京都優品跨境商城」への商品掲載が完了した38社、241商品について、5月31日より試験的に販売をスタート、7月1日時点において67社、426商品を掲載しています。
対象商品は、食品では賞味期限が120日以上で、常温輸送可能なものとなっています。また、非食品では日用品、生活雑貨、工芸品、衣類などで航空輸送に適したものとなっています。
また、インタセクト・コミュニケーションズ株式会社のニュースリリースによると食品や酒が売れ筋で、中でも抹茶を使用したお菓子やバター、日本酒や梅酒、ふりかけやだしなどの調味料が売れ筋の商品となっており、練り香水やフェイスマスクなど、京都ならではのコスメも人気の商品となっています。

商品の販売促進には中国のインフルエンサーを活用
6月16日には、中国の動画配信サイトである「bilibili」で、中国人インフルエンサー(KOL)を起用したプロモーション動画の配信を行いました。同ECモールの宣伝と一部商品の紹介でファンの増加を図り、6月末までの販売実績として650点が購入されています。

中国を販売先国として「WeChat」上でのミニプログラムとして展開されており、1日あたりのユーザー数が4億人を超えるといわれているミニプログラムでは中国人をターゲットとしたプロモーションにおいて非常に有効であると考えられます。
プロモーション活動では商品の販売促進以外に出品企業や地域に関する情報発信を行い、新型コロナウイルス収束後の旅行先として来てもらうため認知度を上げる活動も行います。
「京都優品跨境商城:Kyoto Selection Mall(Global)」の出品企業
越境ECモール名:「京都優品跨境商城:Kyoto Selection Mall(Global)」(和訳:京都の優れたモノを集めた越境ECセール)出品企業は以下の通りです(インタセクト・コミュニケーションズ株式会社ニュースリリースより抜粋)。
- 下鴨茶寮(1856年創業の料亭)
- うね乃(京のほんだしポン酢等の食品)
- 宇治安(江戸時代末期創業の宇治茶)
- 伊藤屋(ギフト関連等の京都の総合商社)
- 一杢(京の水と和漢植物の自然派化粧品)
- くろちく(化粧品・和雑貨等の製造卸)
- キシシ正宗(1781年創業の酒造)
- 佐々木酒造(洛中に現存する唯一の酒造)
- 城陽酒造(京都府南部で唯一の造り酒屋)
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<参照>
インタセクト・コミュニケーションズ株式会社:ニュースリリース
京都中央信用金庫:ニュースリリース
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
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詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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