MGTO(マカオ政府旅游局)は、マカオの新しい交通システムである「マカオLRT」の運営会社と連携し、マカオLRTの3日間乗り放題パス「麥麥軽軌通」(MAK MAK Light Rapid Transit (LRT) Pass)の提供を開始することを発表しました。
同計画は、マカオへの訪問者により幅広く便利な交通手段の提供と、さらなる観光と経済復興のために地域社会での支出を促進することを目的としています。
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マカオ航空の利用客を対象に、マカオLRTを3日間乗り放題へ
このパスは、便名に「NX」と付くマカオ国際空港(MFM)のフライトを利用した旅客を対象としており、引き換える際は到着後7日以内の搭乗券と、搭乗券に記載の名前と身分証に記載の名前が一致している必要があります。
旅客はマカオ国際空港旅客ターミナルビルの観光案内所(9:00~22:00)と、同空港出発ホールのチケット発券カウンター(20:00~22:00)で引き換えが可能となっています。

尚、有効期限は最初に改札でスキャンした日を1日とカウントし、3日目の終電としています。
マカオLRTの利便性向上が狙いか
MAKMAKLRTパスは現金との交換は未対応で、3日間の使用後は利用規約に従い、引き続きパスを使用する旅客は現金をチャージすることでIC乗車券としても使用可能ということです。
チャージで10年間の継続利用を可能としていることから、LRT利用者の利便性がさらに高まるといえそうです。
2019年12月10日に正式に運航を開始したLRTは、「タイパ・フェリーターミナル」からマカオ国際空港を経て、コタイ地区の外周を通り「海洋駅」までの約9.3㎞(11駅)を走っており、運行時間は6:30~23:15で10~15分間隔で運行されています。
また、開通後1週間で21万人が利用したことから、マカオ市民や観光客からの注目度の高さが伺えます。
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<参照>
MGTO:プレスリリース
マカオ観光局日本地区マーケティングリプレゼンタティブ:ニュースリリース
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
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- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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