アメリカ、外国人に対し入国時のワクチン接種義務化へ|航空会社からは歓迎の声

複数の海外メディアによると、米政府が全ての外国人訪問者に対して、新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付ける方向で調整に入りました。

これは旅行制限緩和に向けた段階的アプローチのひとつとなりますが、変異株による感染拡大などもあり実施時期などはまだ明らかにされていません。

AP通信によると、この方針について米航空会社団体のAirlines for Americaは、より多くの外国人が入国しやすくなることから、歓迎の意向を示しているということです。

アメリカ、すべての外国人入国者に対しワクチン接種義務化へ

アメリカ政府は現在、過去14日間に中国、ヨーロッパのシェンゲン圏、英国、アイルランド、ブラジル、南アフリカ、インドに滞在歴のある米国以外の居住者について、米国への入国を禁じています。

またアメリカに入国するすべての旅行者は、ワクチン接種の有無に関わらず、入国3日以内に行われたPCR検査で陰性であることを証明する書類を提示する必要があります。

しかし現地時間8月4日、入国者に対しワクチン接種を義務づけることで制限が緩和される、という報道が複数のアメリカメディアから報じられました。

ロイター通信によると、バイデン政権関係者は「旅行を再開できるときに備えて新しいシステムを準備する」ために活動している省庁間作業部会があると明かしています。

また旅行制限解除より前に、バイデン政権はアメリカの航空会社と国際的な乗客追跡情報システムの構築について話し合っている模様です。

BBCによると、先週ホワイトハウスのジェン・サキ報道官が感染増加を理由に「現時点では現行の渡航制限を継続する」と述べていました。これについて、航空会社や観光業界から反対の声が上がったことに考慮したと考えられます。

この決定について、AP通信によると米航空会社団体のAirlines for Americaは、より多くの外国人が入国しやすくなることから、歓迎の意向を示しているということです。

渡航に際しワクチン接種義務化が進むことで、感染が抑えられ国際観光が活発化するのか、動向を注視する必要があると考えられます。

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<参照>
米国国務省:COVID-19 Travel Restrictions and Exceptions
AP通信:US plans to require COVID-19 shots for foreign travelers
BBC:米政府、外国人渡航者にワクチン接種義務化を検討
ロイター通信:U.S. developing plan to require foreign visitors to be vaccinated, official says

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

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