マレーシア航空の親会社であるMAG(Malasia Aviation Group)が、マレーシア航空の全てのパイロットと客室乗務員へ、ワクチン接種を完了したことを発表しました。
MAGでは2021年7月以降、新型コロナウイルス予防接種ポリシーを制定し、健康上、医療上の理由を除き、全従業員にワクチン接種を義務付けていました。
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世界各国で進む、従業員へのワクチン接種義務化
MAGの従業員は、航空関係者およびその他の関連業界のワクチン接種促進を目的とし、「クアラルンプール国際空港(KLIA)の産業ワクチンセンター(PPVIN)プログラム」(以下、PPVIN-KLIA)に参加しています。
なおPPVIN-KLIAへのプログラムの参加を通じて、予防接種率は増加しており、マレーシア在住の従業員の予防接種率は8月17日時点で95%となっています。
同グループでは今年の7月に、マレーシア国内の全従業員に対し、2021年7月6日から23日までに1回目の接種、8月中旬までにワクチン接種を完了する目標を発表しています。
これはマレーシア航空をはじめ、ファイアーフライ、エアロダラットなどの従業員を対象として、中国のシノバック・バイオテック社製ワクチンを、8月中旬までに2回接種するということです。
MAGの最高経営責任者であるイザム・イスマイル氏は、「責任ある雇用主として、従業員に安全で健康的な職場環境を確保することは当社の義務です。また、お客様が自信を持ってMAG傘下のどの航空会社を選んでも旅行できるという、安心感を提供することを目的としています。」と述べています。
一方、オーストラリアのカンタス航空では、2021年11月15日までに客室乗務員とパイロット、空港スタッフに、2022年3月末までに全従業員のワクチン接種を求める旨を発表しています。
世界各国の航空会社では従業員へのワクチン接種義務化の動きが拡大しており、コロナ禍でも従業員が安心して働くことができる職場環境づくりが進んでいます。
関連記事:豪航空最大手カンタス、全従業員のワクチン接種を義務付け
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<参照>
Malaysia Aviation Group:All Malaysia Airlines’ Operating Pilots and Cabin Crew Are Vaccinated
Malaysia Aviation Group:Malaysia Aviation Group to Achieve 100 Per Cent Vaccination Rate for Malaysia-Based Employees by August 2021
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