東京都はアフターコロナを見据えたインバウンド需要回復に備え、「観光関連事業者向けオンラインセミナー&ワークショップ」を全3回にわたって主催します。
第1回の基調セミナー「コロナ後の旅行消費はどう変わる?」を受講した後、第2回では参加者が4人1組のグループになり、ディスカッションを通してコロナ禍からの回復プランを探ります。
第3回では講師に選定された参加者がブラッシュアップした回復プランを発表し、その内容について講師から講評を受けるとともに、参加者同士での意見交換も行います。
このセミナー&ワークショップでは、世界の観光市場の現状や変化する旅行者意識について理解を深めるとともに、顧客ニーズの変化に応じた新サービスの造成や、自社の強みをより活かした商品の提供など「アフターコロナに向けて、より良い顧客体験を創る」ためのプランを考えます。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
東京都、アフターコロナのインバウンド回復に備えたセミナー&ワークショップを開催
東京都は、10月から11月にかけて、全3日間の日程で観光関連事業者向けオンラインセミナー&ワークショップを開催します。
参加対象は都内の宿泊施設・飲食店・小売店・観光関連団体等に勤務する方で、3回とも出席することが条件となります。参加費は無料です。
申込期間は令和3年9月6日(月)から令和3年10月15日(金)までですが、20名の定員になり次第締め切ります。
全3回のセミナー&ワークショップの内容
第1回は、基調セミナー「コロナ後の旅行消費はどう変わる?」です。
世界の観光市場の現状や、コロナ禍でも成功する観光事例、変化する旅行者意識、新たな旅行者ニーズ等に関して、セミナー形式で解説します。
訪日外国人旅行者が感じる日本・東京の魅力等についても説明し、知識を深めてもらいます。
第2回は、ディスカッション&回復プラン作成です。4人1組に分かれてワークショップが開催されます。
参加者同士のディスカッションを通して、アフターコロナにおける外国人旅行者の受入体制についての課題や強みを各人が洗い出し、その上で参加者それぞれ回復プランを作成します。
講師からのフィードバックも随時行われます。この内容を各事業者で確認し、より実効性の高い内容まで見直した上で第3回までに提出します。
第3回は、回復プランの発表と講評です。講師がいくつかのプランを選定し、選定されたプランの作成者が発表を行います。発表内容に基づき、講師がアドバイスを実施します。
その後参加者同士で聴講・意見交換することで、アフターコロナに向けたより良い顧客体験の創出につながるヒントが得られると考えられます。
各回の日時は以下の通りです。
セミナー&ワークショップ | 日時 |
第1回:基調セミナー「コロナ後の旅行消費はどう変わる?」 |
令和3年10月26日(火) 13時~15時 |
第2回:ディスカッション&回復プラン作成 |
令和3年11月2日(火) 13時~15時 |
第3回:回復プランの発表と講評 |
令和3年11月16日(火) 13時~15時 |
講師:萩本良秀 株式会社ゼロイン「DeepJapan.org」エグゼクティブ・ディレクター
ネットメディア編集の経験を活かして日本在住外国人ライターを起用した公共および民間企業の多言語サイトの制作、外国人目線でのデジタル・マーケティングやプロモーションに携わる。
全国通訳案内士資格取得後150名以上の外国人旅行者をガイド。観光庁の専門人材として関東広域DMOのデジタル戦略を担当。
3,000人以上のインバウンド関係者コミュニティ「DMO anywhere」ディレクター。その他実績多数有。
お申込み方法
セミナー&ワークショップへのお申込みは、下記WEBサイトもしくはメール、電話から行えます。
観光関連事業者向けワークショップ事務局((株)日本旅行内)
メールアドレス:inbound_seminar@nta.co.jp 電話番号:03-5402-6401
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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