タイ政府は2021年10月1日よりバンコク、チェンマイ、チョンブリー、ペッチャブリー、プラチュワップキーリーカンの各県で、外国人観光客の受け入れを再開することを発表しました。
これはタイのPrayuth首相が第1段階として7月に示した、プーケット、スラートターニー、クラビ、パンガーでの受け入れ再開に続き、第2段階目の政策とみられます。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)4段階に分け国境再開を実施、計43の県で受け入れ再開予定
この度の受け入れ再開では、該当県への訪問者のワクチン接種済みを条件としています。

加えてタイ政府は、4つの段階で国境再開を進めており、計43の県で国境再開を実施する予定です。
10月中旬には第3段階として国内の21の観光地が再開されます。続いて、第4段階では2022年1月をめどに、13の国境沿いの県を近隣諸国とのトラベルバブルの下で国境再開を進めていくということです。
政府報道官のThanakorn Wangboonkongchana氏によると、
「この計画は、Prayuth首相が示した、プーケット、スラタニ、クラビ、パンガーの順で過去2ヶ月間で再開された第1段階に続き、段階的に再開するという方針を反映したものである。」
と述べており、引き続き段階的に国境再開を進めていきたい考えです。
またタイでは、「プーケットサンドボックス」「サムイプラス」「7+7エクステンション」の3つのプログラムを観光業復活に向け実施しています。
TAT(タイ国政府観光庁)によれば7月以降開始された上記プログラムを通じて、27,000人を超える外国人観光客がタイを訪れたということです。
国内でも、新型コロナウイルス感染症対策分科会による政府への提言でワクチン接種が完了するとされる10月〜11月を念頭に、国内の大規模イベントや県をまたぐ旅行の規制を容認するなど、観光業再開への機運が高まりつつあるといえるでしょう。
関連記事:タイの3島、ワクチンの接種済みを条件として観光客の受け入れを再開
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
訪日ラボに相談してみる
<参照>
TAT:Thailand to reopen 5 more destinations to vaccinated foreign tourists from 1 October
TAT:‘Thailand Reopening’ continues with more destinations to reopen in October
【11/26開催】インバウンドの受け入れを「仕組み化」で乗り切る!宿泊・観光業の人手不足を解消する革新的ソリューションを紹介

外国人観光客の爆発的増加に伴い、スタッフの人手不足に直面する宿泊・観光業界。
さらには多言語対応やあらゆるサポートも求められ、キャパシティが限界状態にある事業者も少なくはないでしょう。
そこで訪日ラボでは、「人手不足を補いながらインバウンド対応を強化する」実践策を紹介するセミナーを開催します。
DXによる業務効率化や自動化、多言語対応の仕組みづくり、24時間・22言語対応の医療通訳付きオンライン診療、そして多言語での口コミ・MEO対策の無理のない運用方法まで、“少ない人員でも安心して外国人観光客を受け入れられる仕組み” を解説します。
<セミナーのポイント>
- 人手不足の現場でも実践できる、インバウンド対応・業務効率化のヒントがわかる!
- 多言語対応や医療連携など、“安心・安全な受け入れ体制”を整える具体策が学べる!
-
集客から滞在サポートまで、インバウンド受け入れを総合的に学べる!
→【11/26開催】インバウンドの受け入れを「仕組み化」で乗り切る!宿泊・観光業の人手不足を解消する革新的ソリューションを紹介
【インバウンド情報まとめ 2025年11月前編】中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか

訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に10月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→中国、日本への渡航自粛を要請 / 2025年冬の国際定期便、過去最高の便数に ほか:インバウンド情報まとめ【2025年11月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










