パリに本社があるマーケティング・リサーチ会社のイプソスが10月19日、国別ブランドランキング(nation brand)を発表しました。
今年度の調査では、ドイツが首位となり、2位にカナダ、3位に日本という結果になりました。日本は昨年から順位を1つあげ、イギリスを抜くこととなりました。
日本においては、輸出、観光、文化、人々の姿勢が評価され、2018年以来のトップ3となりました。
訪日ラボのメールマガジン登録はこちら>(無料)国別ブランドランキング、日本が2018年以来の3位に
イプソスが10月19日、国家ブランド指数(Nation Brands Index)に基づく国別ブランドランキングを発表しました。世界60か国が対象となり、6万人を対象にアンケートが実施された結果に基づいています。
このランキングでドイツが全体で7回目、5年連続となる1位でした。同社は、ドイツは世界から輸出、移民と投資、政治、文化の側面で評価されていると発表しています。
2位はカナダとなり、ガバナンス、人、移民および投資の各部門で世界1位のランキングを獲得しました。輸出、観光、文化面においても評価されています。
3位は日本で、輸出、観光、文化、人のカテゴリーで評価されています。
またパンデミックの影響で、世界的に訪問意欲が高まり、過去6年で最高となりました。

一方、昨年2位だったイギリスは順位を落としました。人々が歓迎する空気を見せなかったこと、そして政府の環境問題への対処法でネガティブなイメージがついたと同社は指摘しています。
アメリカにおいても、かつては1位の常連国だったものの2021年には8位となりました。政治、観光、移民と投資のカテゴリーの部分で評価を落としています。ただし、これらの評価は回復しつつあります。
最終的に上位10位のランキングは以下のようになりました。

日本が今回の調査で評価された観光面を強化することは、同時に日本のブランド力アップにもつながるため、今後も注力されるべきだと考えられます。
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