ロシアで新型コロナウイルス感染者数と死者数が過去最高を更新する中、ファイザー製のワクチンを求めてセルビアを訪れるロシア人が増えています。
16万人がワクチン接種のためにセルビアへ
ロシアで開発されたコロナワクチン「スプートニクⅤ」は、世界70カ国以上で使用されているものの、世界保健機関(WHO)にはまだ正式承認されていません。
一方、ロシア国内では外国製ワクチンの接種が承認されていない状態です。バルカン諸国がワクチン不足に悩む中、セルビアはさまざななルートからワクチン調達に成功し、ワクチン接種のためにセルビアを訪れる渡航者が増加しています。
セルビア国内ではこれまで、ファイザー製、中国のシノファーム製、アストラゼネカ製ワクチンのほか、ロシアのスプートニクⅤが承認されていますが、反ワクチン感情が強く、これまでに接種を完了した国民は約50%にとどまっています。これに対し、ワクチン接種のためにセルビアを訪れた外国人は16万人に上っています。
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