ブッキングドットコムが予測する「7つの旅行トレンド」とは

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世界最大級のOTAであるbooking.comの日本法人であるブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社は、31の国と地域にわたる24,000人を超える旅行者を対象に「2022年の旅行に関する調査」を実施しました。

その調査結果をブッキング・ドットコム・ジャパンの過去25年間における独自のデータと併せて考察し、2022年の7つの旅行トレンド予測を発表しました。

旅行トレンド予想2022 booking.com
▲旅行トレンド予想2022:booking.com
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7つの旅行トレンド予想 1年半ぶりの旅行解禁に期待

調査では「来年は、今まで行けなかった旅行の埋め合わせをしたい」との回答が昨年比で52%増加。多くの人が旅を楽しむ都市になると予想しています。

ブッキング・ドットコムが予測した7つのトレンドは以下の7つです。

  1. セルフケアとしての旅行
  2. 旅先では「仕事ゼロ」であることがポイントに
  3. 初めての旅に行くような感覚を楽しむ傾向に
  4. 旅先でのコミュニティへの配慮
  5. 旅先での新しい出会いへの期待の高まり
  6. 計画なしに旅先での滞在を楽しむ傾向に
  7. 旅行業界におけるテクノロジーの利用増加

1. セルフケアとしての旅行

回答者の79%は旅行は他の形式のセルフケアよりも精神や感情における幸福感の助けになると答えています。オフのモードに切り替えられる機会がこれまで以上に重視され、新しい場所や文化に浸るための旅行が予測されます。

2.旅先では「仕事ゼロ」であることがポイントに

新型コロナウイルス感染症の影響で、世界中の多くの人々にとって自宅がオフィスを兼ねるようになり、リモートワークという新しい働き方が普及しました。しかし仕事とプレイベートの時間が明確でないことが問題視されるようになり、日本の旅行者の70%が「2022年には休暇の時間は一切仕事をしない時間にしたい」と回答。2022年には休暇の過ごし方を見直す人が増えることが伺えます。

3. 初めての旅に行くような感覚を楽しむ傾向に

旅に出られなかったこの1年半を経て、これまで面倒に思えた旅支度でさえも楽しめる旅行者が多いと予想。以前であれば何気ない体験も2022年の旅では純粋な楽しみであると感じる旅行者が多いと考えられます。

4. 旅先でのコミュニティへの配慮

新型コロナの影響により人々は身近な場所で最大限に楽しむ生活を過ごし、地元のコミュニティとの繋がりをより強く感じるようになりました。日本の旅行者の46%が「旅行者の行動が旅先の現地のコミュニティにとって有益であることが重要だ」と回答。また41%は「観光客の増加が現地のコミュニティへの良い影響となる旅先をおすすめするアプリやウェブサイトを求めている」と回答しました。

5. 旅先での新しい出会いへの期待の高まり

2021年は新型コロナウイルス感染症の影響で、多くの人がどこに行くわけでもなく家族や同居人と長い時間を過ごしました。それとは反対に、2022年には旅にでかけ新たな人と出会う機会が増えると予想します。日本の旅行者の約半数が「旅行中に新しい人と出会いたい」と回答。旅が交友関係を広げるための一つの手段になることが伺えます。

6. 計画なしに旅先での滞在を楽しむ傾向に

日本の旅行者の73%は「やることをたくさん詰め込み、綿密に計画した旅よりも、そのときの流れで旅を楽しみたい」と回答しています。また、本旅行者の73%が「予算が許せばどのような旅であっても行きたい」と回答しており、51%は、「新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、海外旅行や、期間の長い旅に行かなかったことでお金を節約している」と回答。2022年は旅の予算に余裕のある旅行者が多いことが判明しました。

7. 旅行業界におけるテクノロジーの利用増加

新型コロナの影響で人々の生活は大幅に変化しており、ニューノーマルな生活を支えているのはテクノロジーの進化です。日本の旅行者の63%は「テクノロジーは旅にまつわる心配の緩和に役立つ」と回答し、また67%が「安全に旅行ができる国を数ヶ月前から予測できる革新的なサービスに関心がある」と回答しました。

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<参考>
旅行トレンド予想2022
ブッキング・ドットコム、2022年の旅に関する7つの旅行トレンド予測を発表

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

訪日外国人観光客インバウンド需要情報を配信するインバウンド総合ニュースサイト「訪日ラボ」。インバウンド担当者・訪日マーケティング担当者向けに政府や観光庁が発表する統計のわかりやすいまとめやインバウンド事業に取り組む企業の事例、外国人旅行客がよく行く観光地などを配信しています!

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