タイ政府は1日、日本を含む63の国と地域からの観光客の受け入れを再開しました。
ワクチン接種完了などを条件に入国者の隔離措置が免除されます。
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観光客受け入れに伴い行動規制緩和も
タイへの観光客の隔離免除は日本を含む、米国や中国、ヨーロッパなど63の国と地域からの観光客が対象です。ワクチン接種の完了を証明することのほかに、出発前72時間以内のPCR検査が陰性であることが必要で、タイ到着後にもPCR検査を受ける必要があります。陰性であれば翌日から自由に観光することができます。また5万ドル以上の治療費をカバーする保険に加入していることも必要です。
タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)によると、1日と2日に検査を受けた入国者・帰国者4510人のうち、コロナ感染が確認されたのは6人でした。
観光客受け入れ再開に先立ち、31日には夜間外出禁止令も解除となりました。
バンコクなどでは一部制限がありますが、1日からは人気観光地の一般公開も再開。店内での酒類提供も解禁されました。
公共施設やアクティビティ施設もワクチン接種やPCR検査などを条件に再開しましたが、クラブやバー、カラオケなどの娯楽施設は引き続き営業禁止となっています。
一方タイの新型コロナ感染者数は連日約8,000人と高止まりしており、感染再拡大の懸念もされています。しかし観光客受け入れによる経済回復を優先しています。
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<参照>
ロイター:タイ、観光客受け入れ再開 隔離免除で業界回復に期待
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