欧州航空航法安全機構(ユーロコントロール)は1月1日、コロナ禍の欧州の航空部門について、2021年の実績と2022年の見通しを発表しました。
2021年の欧州の航空部門、コロナ前の56%まで回復 ユーロコントロール発表
欧州の管制調整機関である欧州航空航法安全機構(ユーロコントロール)は1月1日、2021年の実績と2022年の見通しについての要約を示す「Think Paper #15」を発表しました。
ユーロコントロールのデータによれば、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が始まってから約2年経ち、2021年の航空の往来は重要な回復を見せたとしています。
コロナ禍以前の2019年対比で、2021年の1月は36%の水準にとどまったものの、ワクチン接種の普及とEUデジタルCOVID証明書により、夏季にかけて70%まで大きく回復しました。
2021年8月27日には26,773便という2年ぶりの高水準に達し、秋にはホリデーフライトが増加し10月下旬には81%まで回復しました。
またオミクロン株の拡大やそれに伴う規制強化にもかかわらず、12月は78%の回復を維持しました。
最終的に欧州の航空による往来は、2021年全体で2019年対比56%の水準まで回復しました。
ユーロコントロールは、2022年の見通しについて、2022年末までに2019年の70〜90%の水準まで回復すると予測しています。
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<参照>
・eurocontrol:EUROCONTROL Think Paper #15 - 2021 COVID-19 impact and 2022 outlook
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