観光庁は1月18日、公募していた令和3年度の「観光振興事業費補助金(新たなインバウンド層の誘致のためのコンテンツ強化・地域資源磨き上げ事業)間接補助対象事業」について、2次募集分の採択結果を発表しました。
同事業は2021年10月19付で公募され、訪日外国人観光客に向けて日本の観光の魅力を底上げするため、地域資源を生かしたアドベンチャーツーリズムを磨き上げようとするものです。
地域で取り組むアドベンチャーツーリズム推進計画を採択し、建物の改修や設備の購入などの支援が行われます。
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- 採択計画・地域について
目次
採択計画・地域について
今回2次募集分として採択された計画・地域は、以下の9件となっています。
- 「白鳥大橋主塔登頂クルーズ」の催行率改善事業(北海道室蘭市)
- アドベンチャーツアーの造成による、奥日光冬期誘客増大計画(栃木県日光市奥日光)
- 霧降高原の観光アクティビティ推進事業(栃木県日光市霧降高原)
- 神奈川県県西森林活用マウンテンバイクアドベンチャーツーリズム(神奈川県小田原市ほか)
- 昭和42年よりスノーリゾートとして栄えていた妙高における『JAPOW』ブランド磨き上げ事業(新潟県妙高市)
- 北アルプスの絶景を臨むノンスキーヤーでも楽しめるスノーアクティビティ造成事業(長野県白馬村ほか)
- 新幹線・米原駅とグランピングを活用した米原アドベンチャーツーリズム(滋賀県米原市)
- 元気です熊野川。和歌山県の飛び地から出発する瀞峡めぐりツアー(和歌山県新宮市)
- 山口市の歴史・自然の癒しを活用した観光コンテンツ高付加価値化計画(山口県山口市)
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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