国際オリンピック委員会(IOC)は、北京五輪の新型コロナウイルス感染予防策を「国際基準に基づいていて信頼性のあるもの」と評しました。
IOC医療専門家パネルの議長を務める、ブライアン・マクロスキー博士によって強調されました。
IOC、北京五輪の検査の確実性を強調
世界ではオミクロン株の世界的な拡大が続いており、1月15日には、中国・北京でも市中感染が確認されています。また1月4日から22日までの期間に中国に「バブル方式」で入国した五輪関係者からは、そのうち33人の感染確認があったことがわかりました。
そうした中、IOCの医療顧問、マクロスキー博士は「北京で行われている検査は堅牢で、信頼性が高い」と言及しました。
国際規格で定められているPCR検査と同じものを使用していることに触れ、「検査は非常に敏感なレベルに設定されている」と述べています。
また「目標はゼロケースではなくゼロスプレッド」として、あくまで「感染者ゼロ」ではなく拡大しないことを第一としている姿勢を示しました。
ワクチン接種やバブル方式の入国制度は冬季五輪の安全と成功に重要な原則であると話し、感染力が高いとされるオミクロン株の拡大防止に引き続き努めていく必要があるとの見解を明らかにしています。
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<参照>
IOC:COVID-19 testing at Beijing 2022: international standard with safety as highest priority