東京都歴史文化財団などは先月30日、コロナ禍で低迷する都内のインバウンドの回復に向け、訪日外国人を対象とし周遊パスを発行することを発表しました。
このパスを取得すると、都内の38の文化施設と全ての地下鉄が自由に利用できるようになります。
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都内の文化施設と地下鉄の利用が自由に
この新サービス「THE TOKYO PASS -Culture」は、丹青社、公益財団法人東京都歴史文化財団、公益財団法人東京観光財団、および株式会社JTBの4事業者により企画・運営されています。
このサービスは、コロナ禍からのインバウンド回復に向け、都内での文化観光体験を拡充することを目的としています。英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語の言語に対応する予定です。
![▲サービスイメージ図:プレスリリースより ▲サービスイメージ図:プレスリリースより](https://static.honichi.com/uploads/editor_upload_image/image/11797/main_a374939918c5d0e68bd6fb10d232f44c.png?auto=format)
このパスは、都内の国公立・私立の38の文化施設の入場のためのパスと、都内全ての地下鉄が乗り放題になる「Tokyo Subway Ticket」で構成されています。
文化施設としては、東京国立博物館や東京国立近代美術館、恩師上野動物園などをはじめとする博物館・美術館・庭園・動物園・水族園・植物園等の利用が自由になります。
利用日数は2日・3日・5日間から選べ、価格は8,000円〜(複数の価格設定で展開される予定)です。
全てのフェーズがスマホ上で完結、実証実験は5月以降
この周遊パスの特長の一つは、全ての操作がスマートフォン上で完結する点です。
スマホ上でパスを購入した後は、アプリを活用したシステムで施設に入場することができます。キャッシュレスとタッチレスの両方の需要を満たす設計となっています。
また、アプリ内のコンテンツが「施設」だけでなく「街中に根付く文化」も案内してくれる機能を持っており、豊かな文化観光体験を提供することが可能になります。
サービス開始に向け、5月中旬以降に実証実験が行われる予定です。国内在留外国人を対象としたこの実証実験を経たのちに、サービスの開始が予定されています。
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