韓国から日本への旅行予約「急増」10月以降の水際対策緩和でさらに加速か

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韓国政府による韓国への入国・帰国前の新型コロナ検査義務廃止をきっかけに、訪日旅行の活気が戻り始めています。

9月23日には、岸田首相の会見により10月11日からビザなしで日本個人旅行が可能になると表明されました。

それにより、韓国ではさらに訪日旅行の需要が高まることが予想されます。


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韓国から日本への旅行回復、検査義務の廃止

韓国の大手旅行会社であるハナツアーによると、韓国政府が8月31日に検査義務の廃止を発表した後、訪日旅行の回復が明確になったといいます。

同社の海外旅行予約は、8月から2倍以上に増加しています。

特に、訪日旅行は8月29日から9月4日までの1週間で1日平均予約数が直前の2週間(8月15~28日)に比べて413.9%増加しました。

同期間の日本旅行の予約割合は、8.3%から26.1%に拡大しました。

また、7~8月の日本旅行需要のうち、20~30代は39.7%で、19年7~8月の16.1%と比較して大きく増加しました。

自由旅行を好む若い層の比重が高まった様子がうかがえます。

韓国旅行会社ハナツアーは、「10月以降の予約の問い合わせが急増している」とし、訪日旅行の回復に期待しています。

大手旅行会社のモドゥツアーでは、今月14~22日の日本旅行の予約件数が今月5~13日に比べ140%増加したといいます。

韓国では訪日旅行への期待感が高まっている様子がうかがえます。

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日本、ビザなし日本入国解禁

9月23日、岸田文夫首相は米ニューヨークにて記者会見を開き、新型コロナウイルスの水際対策の大幅な緩和を表明しました。

10月11日から一日入国者数の上限撤廃、訪日旅行客の個人旅行ビザなしの短期(最大90日)滞在許容を始める方針です。

それにより、10月11日から日本でビザなしでの個人旅行が可能になります。

岸田首相は、「コロナ禍で苦しんでいた宿泊業、旅行業、エンターテインメント業界などを支援する」と強調しました。

この表明を受け、韓国ではさらに訪日旅行への需要が高まると考えられます。

関連記事:水際対策さらに緩和へ...「インバウンド完全回復」への道筋は

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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