新型コロナウイルス感染拡大の影響で、訪日外国人観光客は大きく減少しましたが、2022年10月に水際対策が大幅に緩和されるなどインバウンド回復が期待されています。
インバウンド対策を進めるにあたって、最初のターゲティングの精度を高めるためにはそれぞれの国・地域の「コロナ前」の消費動向を知る必要があります。
長期滞在での訪日旅行が多く、旅行支出も多めになる傾向があるドイツは、インバウンド戦略における重要な市場です。
株式会社movが運営する「口コミアカデミー」では、「コロナ前(2019年)訪日ドイツ人の消費動向まとめ」と題した資料を無料で提供しております。
この機会にぜひご利用ください。
【訪日ラボは、インバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を8月5日に開催します】
本資料の構成
本資料は以下の内容で構成されています。
2019年訪日ドイツ人の消費動向(訪日ドイツ人の属性と旅行内容)
- はじめに
- 訪日ドイツ人の男女別および年代別比率
- 訪日ドイツ人の主な来訪目的
- 訪日ドイツ人の来訪回数
- 訪日ドイツ人の目的別滞在日数
- 訪日ドイツ人の主な来訪時期
- 訪日ドイツ人の旅行形態
- 訪日ドイツ人の旅行支出内訳
- 訪日ドイツ人の客層別旅行支出内訳
- 訪日ドイツ人の買い物ランキング
- 訪日ドイツ人の旅行情報ランキング
- おわりに
以下、本資料から得られる知識の一部をご紹介します。
平均を上回る訪日ドイツ人の消費単価と宿泊日数

前年比で+5.1%と増加しており、さらに平均宿泊数も訪日ドイツ人は14.1泊で、全体の8.8泊を大きく上回っています。
4月がハイシーズン 訪日ドイツ人の来訪時期

キリスト教人口が多いドイツでは、クリスマスは家族で過ごす傾向が強いことから、12月から1月には訪日ドイツ人は減少する傾向があります。
冬季と夏季は訪日ドイツ人客数が落ち込むため、春季と秋季のインバウンド対策が重要となります。
海外旅行が身近なドイツ人 訪日旅行の魅力発信や多言語対応を

2019年の訪日ドイツ人は約24万人で、2009年の約11万人から比較すると2倍以上の訪問者数となりました。
2019年時点では、訪日ドイツ人の特徴として以下が挙げられます。
- 初来日とリピーターは半々
- 全国籍平均を上回る個人消費
- ハイシーズンは3、4月・10月
訪日ドイツ人は初来日が半数を占めますが、個人消費は全国籍平均を上回っており、高い消費意欲がうかがえます。
訪日ドイツ人客数は順調に増加していたものの、コロナ禍で大きく減少しました。
ドイツでは海外旅行が身近なため、コロナ収束後には海外旅行へ行くドイツ人が増えてくると予想されます。
いっぽうでドイツ人からは訪日旅行に関して「旅行地の魅力が足りない」「言葉が通じなさそう」といった意見もあがっています。
2022年10月には、個人旅行の解禁など日本の水際対策が大きく緩和されました。
このタイミングを利用して、積極的に日本の魅力を発信し、ホームページだけでなく店舗などの多言語対応も行うなど、ドイツ人を呼び込む準備を進めることが重要です。
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
→「THE INBOUND DAY 2025」特設ページを見てみる
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!