ショッピージャパン株式会社は2022年12月、越境ECの2022年の総括及び2023年の展望調査について発表しました。
越境ECの開始目的は「リピーターの定着」が最多で、2022年は9割以上が「越境EC」事業に注力していたことが分かりました。
いっぽう越境ECの課題として、半数以上が「サポート対応が難しい」と回答しています。
Shopee、越境ECの2022年の総括及び2023年の展望調査を実施
東南アジア・台湾における最大規模のEコマースプラットフォームであるShopeeの日本法人、ショッピージャパン株式会社は2022年12月2日~4日に、越境EC事業の担当者111名に対し、越境ECの2022年の総括及び2023年の展望調査を実施しました。
2022年に9割以上が「越境EC」事業に注力
ショッピージャパン株式会社が12月19日に発表した調査結果によれば、2022年は「越境EC」に9割以上が注力していたことが分かりました。

越境ECの開始目的としては、「リピーターの定着」が約半数(46.8%)で最多となり、「新しい市場・販路の開拓」(45.0%)、「直接の海外での出店をせず、コストが削減できるから」(44.1%)、「日本製商品のニーズの高まり」(44.1%)を上回りました。
この他にも、「既存事業の不振」や「為替相場の関係により」といった回答も得られました。
越境ECの課題「サポート対応が難しい」半数以上
越境ECの課題については、半数以上(51.4%)が「サポート対応が難しい」と回答しました。
さらに「外国語対応ができるスタッフ確保」(43.2%)や「配送料、手数料が高い」(45.0%)といった回答も得られました。

「2023年も越境ECに注力」91%、注目エリアは「シンガポール」「マレーシア」
「2023年も越境ECに注力したい」との回答は91%にのぼりました。
今後注力したいエリアとしては、「シンガポール」(53.2%)、「マレーシア」(51.4%)、「台湾」(42.3%)などが挙げられています。
また2023年に向けて、約半数が「Web広告施策」(55.0%)や「SNS広告施策」(49.5%)を行いたいと回答しました。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
<参照>
Shopee(https://shopee.jp/):2022年越境ECの課題として、半数以上が「サポート対応が難しい」と回答 一方、91.0%の企業が、2023年も引き続き「越境ECに注力」
【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
今回は「ホテル内レストランのお悩み解決編」として、レストランの認知向上と衝動来店につなげるためのGoogleマップ活用法を解説します。
ホテル内レストランでは、
- 「宿泊者以外の集客が難しい」
- 「メディアや広告に頼らざるを得ない」
といった課題の声を多く耳にします。
宿泊者以外の利用を広げていくためには、レストランを利用者が見つけやすくし、検索から来店までの導線を整えることが重要です。
本セミナーでは、宿泊業界のデジタルマーケティングに特化したキャリアを持つエキスパートの徳永が、Googleマップを活用してお客様の衝動来店を促すための実践的なポイントをわかりやすくご紹介します。
<セミナーのポイント>
- ホテル内レストランが取り組むべき課題を整理できる!
- “衝動来店”を促すGoogleマップの実践的な工夫が学べる!
-
宿泊業界のデジタルマーケティングに精通したエキスパートに直接質問できる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【9/18開催】ホテルトレンドLIVE! Vol.3 〜ホテル内レストランのお悩み解決編〜
訪日ラボ主催「THE INBOUND DAY 2025」アーカイブ配信中!
訪日ラボを運営する株式会社movが8月5日に開催した、日本最大級のインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」のアーカイブ動画が公開中です。
アーカイブ配信では、元大阪府知事の橋下 徹氏と大阪観光局理事長の溝畑 宏氏による基調講演のほか、脳科学者の茂木 健一郎氏、日本文学研究者のロバート・キャンベル氏、アパグループ 社長兼CEOの元谷 一志氏などの貴重な講演の様子を一挙公開(一部を除く)。
参加できなかった方はもちろん、もう一度議論を見直したい方も、ぜひご覧ください。
【インバウンド情報まとめ 2025年9月前編】PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に9月前半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→PayPayが中国「WeChat Pay」と連携 / 観光庁予算要求814億円、人手不足対策などの予算増 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年9月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!