日本航空(JAL)は1月6日、2022年度年末年始の利用実績を発表しました。
コロナ禍以降、初の行動制限なしの年末年始で、国内線の総旅客数は前年度を上回りました。
国際線も水際対策緩和や円安を追い風にインバウンド渡航が伸長するなど、需要回復の兆しが見え始めています。
JAL、2022年度年末年始の利用実績発表
JALは1月6日、2022年度年末年始の利用実績について発表しました。
【国内線】全方面で前年上回る、東北・北陸・関西方面は前年比110%超
国内線では、コロナ禍以降、初めて行動制限のない年末年始となり、天候にも恵まれたことから総旅客数は前年度を上回り、コロナ禍前の2019年対比でも約9割まで回復しました。
特に東北・北陸方面と関西方面は、前年比110%超と伸長しました。
なお日別のピークは下りが12月29日、上りが1月3日となりました。
【国際線】総旅客数は前年5倍以上、北米はコロナ前の水準まで回復
国際線は、水際対策緩和や円安を追い風にインバウンド渡航が伸長し、総旅客数が前年比5倍以上となりました。
方面別では北米線がコロナ禍以前の水準まで回復したほか、東南アジア線も2019年対比で約74%となりました。
ハワイ・グアムのリゾート路線は、旅客数はコロナ禍前の半数程度ではあるものの、前年比では約21倍と大きく伸長しました。
日別のピークは、海外への帰国需要もあり日本出発は1月2日・1月3日が中心となり、日本到着は1月3日となりました。
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<参照>
JAL:2022年度 年末年始ご利用実績
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