キャンピングカー株式会社は2月17日、国内キャンピングカーレンタルにおけるインバウンド利用が急増していることを明らかにしました。
2023年のインバウンド売上はコロナ禍前の150%となる見込みで、国内客の利用に迫る売上となっているということです。
キャンピングカーレンタル、インバウンドの利用が急増
キャンピングカー株式会社が運営する国内レンタルキャンピングカー大手「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター」では、インバウンド利用が急増しているようです。
2023年インバウンド売上はコロナ前比150%の見込み
同センターでは2018年からインバウンド利用が増え始め、2019年に過去最高の売上となりました。
コロナ禍で売上が減少したものの、2022年9月下旬から各国から問い合わせ・予約が増え始め、2023年2月時点で2019年の売上70%まで回復しました。
2023年の売上予測は、過去最高売上を記録した2019年比150%となる見込みです。
予約問い合わせ、最多は台湾
2022年10月から増加している海外からの予約問い合わせについて、問い合わせ件数が最も多いのは台湾で、香港、オーストラリアと続いています。
2022年12月以降は、日本のパウダースノーを求めてスキーを楽しみたいインバウンド利用客が増えています。
北海道のスキー場のほか、東京や大阪など大都市の観光地、富士山に行く利用者が多くみられます。
なおアジア圏の利用者は、数日間の利用を好み関東近郊の観光地に行きホテル宿泊との併用が多い傾向がある一方、欧米欧州の利用者は中期間~長期間のレンタルで東日本や西日本を回遊したり、スキー場に連泊する利用者が多いということです。
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<参照>
キャンピングカー株式会社:キャンピングカーレンタルのインバウンド利用が急増 コロナ前最高記録の150%増売上見込み ~国別では台湾が最多/20万円台5泊~が人気!~
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