イギリスの警備保安会社ADT UKが発表した主要国の旅行安全度調査で、日本が「世界で最も安全な国」に選ばれました。一方「世界で最も危険な国」は、南アフリカとなりました。
昨年発表された米企業による調査では、日本は15位となっており、調査元によって大きく順位は異なるようです。なお「最も危険な旅行先」は、同じく南アフリカでした。
本記事では、日本が1位となったADT UKによる調査について詳しく紹介します。
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英警備保安会社ADT UKが主要国の安全度分析、日本が「世界で最も安全な旅行先」に
イギリスの警備保安会社ADT UKは、主要国の旅行安全度を犯罪指数や強盗発生率などをもとに分析し、その結果日本が10点満点中7.51点で1位となりました。
日本については「世界で最も安全な国の一つであるだけでなく、ユニークな体験を提供する最も素晴らしい観光地の一つでもある 」と評価されています。
2位は7.46点でスロバキア、3位は7.39点でキプロスという結果でした。それぞれ犯罪指数が低いことなどが高得点の理由となっています。
安全な国のランキングは以下のとおりです。トップ10は日本以外すべてヨーロッパの国で占められています。
- 日本
- スロバキア
- キプロス
- ノルウェー
- ポルトガル
- オランダ
- スイス
- ポーランド
- ルーマニア
- オーストリア
「危険な国」1位は南アフリカ
一方「危険な国」として1位となった南アフリカは、人口約6,000万人のうち毎年2万人以上が殺害されるほど凶悪犯罪率が高く、強盗や窃盗、暴行などの犯罪も多いことから、安全度は0.81点となりました。
2位は2.17点でアメリカ、3位は2.28点でスウェーデン、4位は2.40点でフランス、5位は2.42点でジャマイカでした。
アメリカについては窃盗率が10万人あたり714人にも上ること、スウェーデンについては強盗の発生率が人口10万人あたり1,094件と非常に高いことなどが低スコアの理由として挙げられています。
危険な国のランキングは以下のとおりです。
- 南アフリカ
- アメリカ
- スウェーデン
- フランス
- ジャマイカ
- カナダ
- モロッコ
- コスタリカ
- ニュージーランド
- オーストラリア
<参照>
ADT UK:The world’s safest and riskiest holiday destinations revealed
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