航空データ分析大手のOAGが、世界の主要な空港を対象とした「メガハブ・インデックス2023」を発表しました。
「国際メガハブ空港ランキング」には日本から羽田空港が5位にランクイン。さらに「アジアのメガハブ空港ランキング」では、羽田空港のほか福岡空港も名を連ねるなど、日本の空港が高い評価を得ていることが分かりました。
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国際メガハブ空港ランキング、羽田空港が5位に
国際的なメガハブランキングでは、ロンドン・ヒースロー空港が首位に輝きました。ロンドン・ヒースロー空港は2019年に実施された調査でも首位にランクインしています。なかでもイギリス航空が全便の約50%を運航し、世界中から多くの便が就航しています。
2位にはアメリカのジョン・F・ケネディ国際空港がランクイン。ジョン・F・ケネディ国際空港は多くの国際的な接続オプションを提供し、広範なネットワークを備えています。特にアメリカ航空が2023年に7つの新たな国際便を運航し、Qantas、Air New Zealand、Air Senegalなどの航空会社も新たなサービスを提供して順位を大幅に上げました。
そのほか、ヨーロッパの主要なハブ空港であるアムステルダム・スキポール空港 、フランクフルト空港、シャルル・ド・ゴール空港などがトップ10に名を連ね、羽田空港も5位にランクインしました。
17位(2019年)から7位に上昇したイスタンブール空港は、トルコ航空が中央アジアやアメリカなど複数の地点で便数を増やしていることが背景にあります。
- ロンドン・ヒースロー空港(イギリス)
- ジョン・F・ケネディ国際空港(アメリカ)
- アムステルダム・スキポール空港(オランダ)
- クアラルンプール国際空港(マレーシア)
- 東京国際空港 (羽田) (日本)
- フランクフルト空港(ドイツ)
- イスタンブール空港(トルコ)
- 仁川国際空港(韓国)
- シャルル・ド・ゴール空港(フランス)
- シカゴ・オヘア国際空港(アメリカ)
LCCメガハブ空港ランキング、1位はマレーシア・クアラルンプール国際空港
LCC(格安航空会社)の路線を対象としたメガハブ空港トップ25も発表されました。
アジア太平洋地域にある空港が多くを占め、なかでもクアラルンプール空港が1位に輝きました。2位には仁川国際空港が、3位にはマニラ国際空港がランクインしています。
アメリカのジョン・F・ケネディ国際空港も8位にランクインし、その他にもヨーロッパのバルセロナ・エル・プラット国際空港やトルコのサビハ・ギョクチェン国際空港も名を連ねています。
- クアラルンプール国際空港(マレーシア)
- 仁川国際空港(韓国)
- マニラ国際空港(フィリピン)
- シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール)
- スカルノ・ハッタ国際空港(インドネシア)
- デリー国際空港(インド)
- ドバイ国際空港(アラブ首長国連邦)
- ジョン・F・ケネディ国際空港(アメリカ)
- バルセロナ・エル・プラット国際空港(スペイン)
- サビハ・ギョクチェン国際空港(トルコ)
アジアのメガハブ空港ランキング、羽田空港と福岡空港がランクイン
地域ごとの国際メガハブ空港トップ10も発表されています。アジアのランキングには、日本から羽田空港と福岡空港がランクインしました。
- クアラルンプール国際空港(マレーシア)
- 仁川国際空港(韓国)
- 東京国際空港(羽田)(日本)
- バンコク・スワンナプーム国際空港(タイ)
- シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール)
- マニラ国際空港(フィリピン)
- スカルノ・ハッタ国際空港(インドネシア)
- シドニー国際空港(オーストラリア)
- デリー国際空港(インド)
- 福岡空港(日本)
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<参照>
OAG:MEGAHUBS 2023 DISCOVER THE MOST CONNECTED AIRPORTS IN THE WORLD
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「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
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