米国の大手旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー』が発表した「世界で最も魅力的な国ランキング」で日本が1位になったことを受け、米国の旅行情報サイトTravel Off Path(トラベルオフパス)が理由を分析する記事を公開しました。
Travel Off Pathによると、日本の魅力は多岐にわたると前置きしつつ、地方へのアクセスの良さと円安が日本の魅力を引き上げていると伝えています。
関連記事:米旅行誌「世界で最も魅力的な国ランキング」1位は日本
日本の魅力は多岐にわたる
日本はアジアで最も魅力的な国の一つであり、その魅力は多岐にわたる、とTravel Off Pathは説明。日本人は家族第一主義で、かつ礼儀正しいことで知られていて、東京の都市部においては伝統と近代的な要素が共存していることから日本を“特別な国”と紹介しています。
具体的にどのような要素によって「世界で最も魅力的な国ランキング」で1位に輝いたと分析しているのでしょうか。見ていきましょう。
1. 地方へのアクセスが向上
理由のひとつとして、地方エリアへのアクセスの良さを挙げています。2024年3月には乗り換えなしで北陸最大の都市の一つである福井まで行けることを伝えています。
その結果、たとえば金沢なども観光地として注目を浴びているとのこと。新たな観光スポットが増え、旅行者にとってさらに観光の選択肢が増えることが魅力であるとしています。
2. 円安により訪日旅行が手軽になっている
円安も、「世界で最も魅力的な国ランキング」において日本が1位を獲得した理由のひとつに挙げています。円安によって外国人旅行者はより手ごろな価格で日本を訪れ、観光できるとしています。
また、新たな格安航空会社が登場し、飛行機チケットが手頃に入手できるようになったことで手軽に訪日できるようになった点にも言及しています。
<参照>
Travel Off Path:Why This Iconic Asian Country Is One Of The Top Tourist Destinations Right Now
【12/25開催】2025年が終わる今こそ考えたい「インバウンドの未来」 東北に学ぶ成功戦略

2025年もいよいよ終わりに近づいてきました。今年の訪日外国人数は、10月までの累計ですでに3,500万人を超えており、過去最高だった2024年を上回ることが確実視されています。
来たる2026年は、インバウンドにとってどのような年になるのでしょうか。
本セミナーでは、観光業やインバウンド誘客に関わるスペシャリストの方々をお招きし、2026年以降のインバウンドについて見通します。
さらに、東北地方でのインバウンド誘客を事例としながら、今後の「地方×インバウンド」にとって重要な考え方や、今やるべきことについても徹底議論します。
東北地方で観光業界に関わる方はもちろん、それ以外の地域の方でも参考になる議論をお届けします!
詳しくはこちらをご覧ください。
→2025年が終わる今こそ考えたい「インバウンドの未来」 東北に学ぶ成功戦略【12/25開催】
【インバウンド情報まとめ 2025年12月前編】観光庁補正予算、オーバーツーリズム対策など225億円 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に11月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※訪日ラボ会員にご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→観光庁補正予算、オーバーツーリズム対策など225億円 / 東京23区のホテル開発がV字回復 ほか:インバウンド情報まとめ【2025年12月前編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」
訪日ラボの会員限定コンテンツ「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!
その他、訪日ラボの会員になるとインバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い教科書コンテンツやインバウンドを分析したレポート、訪日ラボのコンサルチーム登壇のセミナーなど役立つコンテンツが盛りだくさん!










