コロナ後、世界各国で航空便の新規路線開設や再開、増便の動きが相次いでいます。島国である日本において、航空便の状況は、インバウンドがさらに回復していくかどうかのカギを握っています。
訪日ラボでは2023年4〜10月（夏ダイヤ）の航空便動向と回復状況、今後の増便、復便、新規就航予定をまとめ、『口コミアカデミー』にてレポートを公開しています。
今回は10月の更新として、新たに発表された今後の増便、復便、新規就航予定を追加しました。2023年夏ダイヤの航空便動向と回復状況については、レポートでご確認ください。
＜ポイント＞
- 中国便の回復が顕著
※本記事はレポートのダイジェスト版となります。『口コミアカデミー』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
2023年冬ダイヤの新規就航・増便・復便（主要3空港）
主要3空港における2023年冬ダイヤ（10月末〜3月）の新規就航・増便・復便予定を追加調査したところ、新たに成田空港で週52便、関西空港で週20便の増便が確認できました。特に中国便の回復が目立っており、計72便のうちほぼ半分となる35便を占めています。
主要3空港における11月以降の新規就航・増便・復便予定については、レポートにてご確認いただけます。また、10月29日以降の冬ダイヤの動向については、国土交通省より発表があり次第まとめます。
地方空港の回復状況は？JNTOが東アジア対象とした地方誘致キャンペーンを実施
JNTOは10月23日に行われたメディア向けの報告会で、「今後は東アジアをいかに戻せるか」が鍵になるとして、東アジアのリピーターによる訪問意向が高い、地方の空港への複便支援に言及しました。
JNTOは航空会社、旅行会社と連携し、主に東アジア市場をターゲットとした地方訪問促進キャンペーンを展開。
台湾市場では、LION TRAVELとの地方路線利用ツアーの販売促進を実施しています。2週間で4,200人以上が予約し、仙台線利用の東北商品や、福岡線利用の九州商品が人気となったということです。東北商品については、販売開始後10日程度で初期掲載商品が売り切れとなるほど、大きな反響を得たといいます。
また、香港・タイ市場に向けてPeach Aviation、台湾・タイ市場に向けてKlookとそれぞれ連携し、割引クーポンなどを利用して地方誘客をはかっています。
関連記事：JNTO「今後のインバウンドは東アジアの回復がカギ」
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レポートではその他にも、2023年夏ダイヤの航空便動向や回復状況をご紹介しています。
インバウンド対策のヒントに、本レポートをぜひご活用ください！
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