関西エアポートは6月12日、2025年度(2025年4月〜2026年3月)の通期連結決算を発表しました。
当期は中国の渡航自粛要請による影響が一部で見られたものの、インバウンド需要の拡大や大阪・関西万博の効果により、前年度比で増収増益となりました。
あわせて、関西国際空港における国際線の外国人旅客数および国際線商業エリアの売上高が、いずれも過去最高を記録しています。
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インバウンド好調で増収増益を記録 国際線の旅客増などがけん引
関西エアポートが発表した決算概要によると、営業収益は2,713億円(前年度比11%増)、営業利益は696億円(同8%増)となり、前年度から引き続き増収増益を達成しました。
また、経常利益は589億円(同9%増)、最終的なもうけを示す当期純利益は402億円(同9%増)と過去最高益となっています。
好調な業績の背景として、インバウンドの増加や大阪・関西万博による効果などが挙げられています。
セグメント別の営業収益は、航空系が1,099億円(同12%増)、非航空系が1,614億円(同10%増)となりました。特に非航空系については、インバウンド消費の拡大と国際線商業エリアの好調が寄与し、過去最高を記録しています。
年度後半には中国路線の旅客減少が見られたものの、他地域からの需要が順調に推移し、店舗収入は通期で増収となりました。

3空港の合計発着回数・旅客数、年度として過去最高を記録
航空需要の状況を見ると、関西3空港の合計旅客数は5,401万人(前年度比6%増)、合計発着回数は38.1万回(同3%増)となり、いずれも年度として過去最高となりました。
特に、関西国際空港の国際線旅客数は、中国方面の減少分を他地域の増加が補い、全体で2,709万人(同8%増)と過去最高を更新。国際線旅客便の発着回数も16.3万回(同7%増)と、こちらも同じく年度として過去最高となっています。
また、2025年4月より国際線チャーター便の運航を開始した神戸空港の国際線旅客数は53万人で、3空港を合わせた国際線旅客数の合計は2,762万人(同10%増)となりました。

2026年夏の国際旅客定期便、前年同期比17%減の計画 中国路線減便が影響
決算発表とあわせて、2026年夏期スケジュールの便数見込みも公表されました。
計画によると、中国路線の減便(前年同期比70%減)が大きく影響し、全体の国際旅客定期便は週1,202.8便となり、前年同期比で17%減となる見込みです。
一方で、中国路線を除外したベースでは週1,039.8便となり、前年同期比で14%の増加となります。このデータから、中国以外の国・地域におけるインバウンド需要や往来は、引き続き力強い成長が期待されます。

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<参照>
KANSAI AIRPORTS:2025年度 期末連結決算 国際線旅客増や万博効果などが牽引し増収増益
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