水際対策が終了し、日本の観光スポットには多くの外国人が訪れています。一方で、コロナ禍の間で外国人の動向に関する調査がストップしていた状況もあり、エリア別の外国人観光客の動向を把握するのが難しくなっています。
果たして、外国人に「今」人気の観光スポットはどこなのでしょうか？
そこで訪日ラボでは、各地の観光名所に寄せられた最新の口コミデータから、独自の『インバウンド人気観光地ランキング』を発表しています。
今回の［鹿児島編］のランキングでは、以下の内容が明らかになりました。
- インバウンドに「今」最も人気のある観光スポット
- 言語別 人気観光スポットTOP10
- ランキングTOP10はあるエリアに集中していること
※本記事はレポートのダイジェスト版となります。『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
関連記事：外国人に人気の観光スポット！2位は「清水寺」、1位は？【全国版】
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鹿児島県のインバウンド観光スポットランキング、1位は仙巌園！
訪日ラボ・口コミコムが独自に調査した『インバウンド人気観光地ランキング』鹿児島編。
TOP10は、以下の通りとなりました。
＜人気観光地ランキング TOP10＞
1位：仙巌園
2位：砂むし会館砂楽
3位：城山公園展望台
4位：いおワールドかごしま水族館
5位：鹿児島港 桜島フェリーターミナル
6位：霧島神宮
7位：湯之平展望所
8位：アミュプラザ鹿児島
9位：有村溶岩展望所
10位：ヘルシーランド露天風呂 たまて箱温泉
数ある観光地のなか、鹿児島県で今インバウンドに最も人気がある観光スポットは「仙巌園（せんがんえん）」でした。
2位とのポイント差から圧倒的人気がうかがえます。※ポイントの詳細はレポートにてご確認ください
展望台と入浴施設 がTOP10の半数以上を占めました。
またTOP10を鹿児島県の地図に並べてみると、多くのスポットが鹿児島市内と桜島に集まっていることが分かりました。
鹿児島県の2023年9月の外国人延べ宿泊客数は9,582人であり、コロナ禍で大きく落ち込んだ前年同月の750人から急回復を見せました。
国・地域別内訳は台湾が全体の27.3%を占めたほか、香港・韓国・中国・アメリカの順で多くなっています。
ただし、コロナ前の2019年比でみると5割程度の水準であり（韓国のみコロナ前を上回る）、いまだインバウンドは回復途上にあると言えます。
2023年4月には、鹿児島・阿蘇・雲仙エリアが、観光庁が行うインバウンド富裕層の呼び込みを支援する取り組みの「モデル観光地」に選ばれました。
豊かな自然や歴史・伝統文化、特産品など、様々な魅力を組み合わせた観光商品の開発・発信により、今後の観光・インバウンド業界の発展にも期待ができます。
さらに、鹿児島市は訪日客の呼び込みに注力すべく、「インバウンドV字回復プロジェクト」として外国人宿泊観光客数を26年に80万人まで増やす計画を掲げています。
人気ランキングTOP10や言語別分析の詳細は、レポートにてご確認ください。
【言語別】鹿児島県の観光地、英語での口コミ人気No.1は？
レポートでは、英語・中国語（繁体 / 簡体）・韓国語など、5つの外国語別の人気ランキングも発表しています。
英語版のTOP10は、以下のようになりました。
1位：（レポートにてご確認ください）
2位：（レポートにてご確認ください）
3位：（レポートにてご確認ください）
4位：鹿児島港桜島フェリーターミナル
5位：アミュプラザ鹿児島
6位：城山公園展望台
7位：霧島神宮
8位：知覧特攻平和会館
9位：白谷雲水峡
10位：有村溶岩展望所
英語での口コミで「今」最も人気のある観光スポットは「◯◯◯」でした。総合ランキングではTOP 10圏外だった「知覧特攻平和会館」や屋久島の「白谷雲水峡」もランクインしました。
【日本語 vs 外国語】鹿児島県の観光地における外国人口コミ評価比較
さらに本レポートでは、人気観光地TOP10の口コミ評価を言語別に算出。日本語と外国語との評価の違いを比べてみると、ある特徴が見えてきました。
外国語での口コミ評価の詳細や、日本語との口コミ比較に関しては、レポートダウンロードにてご確認ください。
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その他にも、レポートでは“インバウンド“に活かせる口コミ対策とは？“をテーマに、2023年のインバウンド対策に役立つ情報をまとめています。
インバウンド対策や口コミマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください！
＜調査概要＞
- 調査対象：訪日ラボが独自に選出した鹿児島県内観光名所100箇所（口コミ総数：8,912件 / 外国語口コミ数：639件）
- 口コミ調査期間：2023年5月27日～2023年11月22日
- 調査リソース：Google マップ から公開されている口コミを抽出し独自に分析 ※★評価のみ（口コミなし）や絵文字のみの口コミは分析の対象外
- 調査方法：「口コミサイトを “もっと” 売上に変える」口コミコム （インバウンドオプション）を利用して、調査リソース上のデータを独自に分析・解析
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＜参照＞
観光庁：高付加価値旅行者の誘客に向けて集中的な支援等を行うモデル観光地１１地域を選定しました～地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり事業～
鹿児島県：令和5年度鹿児島県観光動向調査報告書
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訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に3月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
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