2024年に入り、需要の回復が進む中国インバウンド市場。今後も訪日客は順調に増加すると見られ、夏にピークを迎える訪日旅行需要の獲得に向けて、早めの対応が必要です。
しかし、中国人向けのプロモーション施策について、「何をしたらいいのかわからない」「最新動向を把握してから検討したい」と思う方も多いのではないでしょうか。
訪日ラボでは2024年5月15日、中国インバウンド市場の最新動向と中国SNSの最新トレンドを解説するオンラインセミナーを実施。中国SNSや訪日プロモーションに精通した「プロ」の視点から、最新動向をわかりやすく解説しました。
中国向けのプロモーション施策のヒントとなること間違いなしのセミナー内容となっていますので、ご視聴がまだの方は、ぜひアーカイブ動画をご視聴ください。本記事では、セミナーの概要と見どころを一部抜粋して紹介していきます。
【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
「中国現地の最新旅行トレンド」セミナー概要
今回のセミナーでは、株式会社movのコンサルティング事業部 マネージャー金子泰士と、インバウンド事業部の熊 孟華(ユウ モウカ)が登壇。
直近のインバウンドデータの振り返りと最新中国SNS事情を紹介しながら、中国向けプロモーションの考え方や具体策をお伝えしています。
第一部では、企業や自治体の中国向けプロモーション支援を行っている金子より、中国市場の動向と今後の予測について解説。訪日中国人の数や消費額、航空便数などのデータをもとに、夏に向けた市場の動きを紹介しました。
第二部では、複数の中国SNSで在日中国人インフルエンサーとしても活躍する熊より、中国人の旅行意識の変化や中国SNSの最新トレンドについて紹介。中国本土から感じた市況感や、実際に中国SNSアカウントを運用して感じた変化について詳細な解説が行われました。
見どころは、訪日ラボ中国人スタッフが解説する「中国SNSの最新動向&旅行トレンド」
今回のセミナーの見どころは、株式会社movの中国人スタッフ熊による、中国のリアルな旅行トレンドとSNS活用についての解説です。
熊自身がREDなど複数のSNSのアカウントを運用したからこそ見えてきた最新動向が盛りだくさん。中国人向けプロモーションを検討するうえで貴重な知見ばかりです。
中国で流行りの「逆向旅行」とは?
例えば、最近、中国人の旅行スタイルとして注目が高まる「逆向旅行」。大都市や人気観光地ではなく、穴場のスポットを訪れる旅行のことで、混雑を避け、よりディープな旅行体験をする旅行の人気が高まっています。
訪日客の間では、「逆向旅行」の訪問先として、高松や伊豆、東北エリアがSNS上で人気。人気観光地と同じような絶景を、よりゆったりと余裕を持って楽しめる場所が人気のようです。
他にも、中国SNSのトレンドや今後の傾向、プロモーションを検討する上で大切な考え方など、ここでしか聞けない情報となっています。ぜひ今後のインバウンド対策の一助に、していただけたらと思います。
セミナーに参加した方々から大変好評いただいています
今回のセミナーでは、参加した多くの方から大変好評をいただきました。実際にいただいた感想を一部、ご紹介いたします。
- 中国人のインバウンド需要に関しては、様々な情報が溢れており、どんな軸でインバウンド対策をするべきか戸惑っていた。中国出身の熊さんからリアルな最新情報をお伺いできたことがとてもよかったです。
- 直近の中国トレンドがよく理解できました。Q&A含め熊さんの解説が大変分かりやすかったです。
- 熊さんの資料が大変興味深かったです。そのトレンドを受けて、企業が何をしたらいいのか、販促策を再検討する必要がある気がしています。
中国プロモーションのプロフェッショナル2名による、ネットには出てこない有益情報が満載の無料セミナー。まだご視聴されていない方はぜひ、下記のリンクからアーカイブ動画をご覧ください!
他にも、訪日ラボではインバウンドに関連したさまざまなセミナーを開催しています。今後の取り組みの参考に、ぜひご参加ください!
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
- 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
- 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
- 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける
詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

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