成田空港の4月の国際線外国人旅客数は189万人で、2か月連続で過去最高値を更新しました。
好調なインバウンドを追い風に、長いコロナ禍から脱却し、2023年度連結決算も4期ぶりの黒字化を達成しました。
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成田空港、4月の空港運用状況を発表
成田国際空港会社(NAA)は5月30日、2024年4月の空港運用状況を発表しました。
国際線外国人旅客数は2か月連続で過去最高に
成田空港の4月の国際線旅客数は、コロナ前の2019年同月比で86%となる257万人でした。そのうち外国人旅客数は189万人(2019年同月比108%)で、2か月連続で開港以来の最高値を更新しました。
国際線発着回数は12,697回(2019年同月比84%)と、順調に回復しています。また国内線旅客数は59.4万人(2019年同月比101%)で、4月として最高となりました。
国際線と国内線を合わせた総旅客数は317万642人で、5か月連続で300万人を上回っています。
これは前年同月比で32%増となっており、コロナ前の2019年同月比でも89%の水準まで回復してきています。
2023年度連結決算は4期ぶりの黒字化
同日発表された成田国際空港株式会社の2023年度連結決算は、純利益が100億円となり、4期ぶりの黒字化を達成しました。
国際線は、水際対策の撤廃に加えて円安効果の後押しもあり、インバウンドが好調でした。国内線も、コロナの感染症法上の分類変更などにより、発着回数と旅客数が前期を大幅に上回りました。
外国人旅客数と国内線旅客数は、ともに開港以来の最高値を更新し、直営店の物販や飲食収入などのリテール事業が大きく伸びました。
これにより、中国経済の景気減速等で国際航空貨物量は前期を下回ったものの、営業収益は2,169億円で3期連続の増収となっています。
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成田国際空港株式会社:2024年4月 空港運用状況
成田国際空港株式会社:2024年3月期(2023年度) 連結決算について
【7/23開催】育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは
本セミナーでは、インバウンド観光における地方誘客や地域消費拡大の鍵として、「ローカルガイド」の可能性に焦点を当てます。
観光地では今なお、多言語で地域の歴史や文化を伝えられるガイドが不足しており、「訪日外国人の受け入れ体制が十分とはいえない」と感じている自治体も多いのではないでしょうか。
そこで注目されているのが、地域に根ざした人々が観光客を案内する「ローカルガイド」です。
2018年の法改正により、国家資格がなくても有償でガイドができるようになり、地域住民や移住者など、さまざまな人がローカルガイドとして活躍できる時代となりました
誰もがガイドになれる今だからこそ、地域の魅力を正しく伝え、訪日外国人に満足してもらえるガイド人材がこれまで以上に重要になっています。質の高いローカルガイドを増やせば、インバウンドの消費を促進し、地域経済への波及効果も大きく期待できます。
本セミナーでは、株式会社羅針盤と株式会社movが共催し、インバウンドを地域でどう受け入れ、地域の魅力をどう伝えるか。そのために欠かせないローカルガイドを増やすための具体的な打ち手や、現場での実践例を詳しくご紹介します。
<セミナーのポイント>
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→育成だけではガイドは増えない!地域の魅力を最大化させる『ローカルガイド』を増やす打ち手とは【7/23開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年7月前編】「予言」の日7/5終了で訪日需要戻るか、6月の香港からの訪日客は33%減 ほか
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