自転車を活用した地方創生コンサルティングを提供するエミネントパートナーズ株式会社は、欧州のルート基準を用い、2024年夏から国内のサイクリングルートの調査を開始します。
国内のサイクリングルートの評価や認証を行い、国内外に情報発信することで、国内外のサイクリストが安心してサイクリングを楽しめる走行環境を促進するとしています。
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【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】
会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。
ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。
国際基準のサイクリングルートを国内外に発信
エミネントパートナーズ株式会社では、国の自転車活用推進計画を受け、2019年から自転車を活用した地方創生コンサルティングを手がけています。
同社はインバウンドのサイクリストも安心して日本でのサイクリングを楽しめるよう、新たに国際基準で日本のサイクリングルートを評価する事業を始めたとしています。
国際基準で日本のルートを評価
同社は2023年12月12日、欧州最大のサイクリング団体「欧州サイクリスト連盟(ECF)」とルート評価に関する知的財産権のライセンス契約を締結しました。この契約は、ECFが開発したルート評価手法「欧州認証標準(ECS)」を、日本国内で唯一、公式使用できる契約となっています。
この契約によってECS基準で国内のサイクルルートを調査し、要件を満たすルートを「JapanVelo」として認定できるようになりました。
欧州で毎年開催される研修と現地テストを受けて認定される、ルート調査を行う専門員「ルートインスペクター」がルート調査を実施し、要件を満たしている場合は「JapanVelo」として認証されます。
インバウンドのサイクリストのニーズに対応
海外から来て日本で自転車旅行をするインバウンドのサイクリストには、キャンプ用品を積んで日本縦断をしたり、子供と一緒に家族で長距離を走ったりと、さまざまな人たちがいます。
日本の道路事情や電車事情に不慣れな場合、日本に来てから困ってしまうことも少なくありません。そこで同社では、海外のサイクリストも安心して日本でのサイクリングを楽しめるよう、国際基準で日本のルートを評価し、基準を満たしていることを国内外に広く発信するとしています。
国内サイクリストの安全性や満足度が向上させるほか、地方への誘客にもつなげていくということです。
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エミネントパートナーズ株式会社:【国際基準のサイクリングルートを国内外に発信】地方創生コンサルティングのエミネントパートナーズが、欧州のルート評価基準で国内ルートを評価開始
【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」
インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。
本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。
<本セミナーのポイント>
- 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
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詳しくはこちらをご覧ください。
→宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】
【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。
参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。
<こんな方におすすめ>
- インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
- 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
- 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
- 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
- インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年6月後編】
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