成田空港の5月の国際線外国人旅客数は179万人で、5月としての最高値を記録しました。アジア路線が好調に推移するなど、インバウンド需要の拡大が引き続き追い風となっています。
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成田空港 国際線外国人旅客数が5月としての最高値を更新
成田国際空港会社(NAA)は6月27日、2024年5月の空港運用状況を発表しました。成田空港の5月の国際線旅客数は、コロナ前の2019年同月比で87%の258万人となりました。そのうち外国人旅客数は179万人(2019年同月比118%)となり、5月としての最高値を記録し、単月としても2024年4月・3月に次ぐ歴代3位の数字となりました。国際線発着数は13,113回(2019年同月比85%)で、アジア路線が好調に推移しているといいます。また国内線旅客数は66.2万人(2019年同月比103%)と、5月としての最高値を記録しました。
国際線と国内線を合わせた総旅客数は325万194人(2019年比90%)で、6か月連続で300万人を上回りました。
旅客数の順調な回復が続く一方で、成田空港をはじめ日本全体では航空燃料不足が課題となり、国際線の増便や新規就航を見合わせるなどの事態が起こっています。
経済産業省は官民タスクフォースを開催し、航空燃料不足解決に向けて対応を進めるとしており、夏に向けてさらに盛り上がるインバウンド需要を支える航空業界の動向に注目が集まります。
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成田国際空港株式会社:2024年5月 空港運用状況
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