7月15日、第14回関西3空港懇談会が開催されました。
本会には、関西経済連合会や、各自治体、空港運営会社が参加し、関西空港・伊丹空港・神戸空港の今後のあり方について議論されました。
関連記事:大阪の訪日客、過去最高の年間1,400万人へ 万博に向けた取り組みは
第14回関西3空港懇談会、新しい飛行経路案の導入に合意
7月15日、関西空港・伊丹空港・神戸空港の将来のあり方について議論する「関西3空港懇談会」が大阪府内で開催されました。
第14回関西3空港懇談会では、地元へ最大限の配慮をすることを前提に、新しい飛行経路案(以下、新経路案)の導入が合意されました。
背景:訪日外国人需要の高まりによる航空需要の伸長、万博の開催
2023年時点で、関西3空港の国内線はコロナ流行前水準に回復し、特に神戸空港では2024年の春に発着枠の上限に達しました。国際線に関しては、日本人旅客の回復には遅れが見られるものの、訪日外国人はコロナ前の水準に回復しました。
また2025年の大阪万博の開催により、訪日外国人数のさらなる増加が見込まれます。
こうした航空需要の伸長に対応すべく、第12回の懇談会では、2030年前後を目処に3空港全体で年間50万回の容量確保を目指すことが合意され、さらに今回第14回で新経路案の導入が合意されました。
今後の流れとしては、環境面での配慮と安全確保への取り組みを進めるとともに新経路案の導入を進め、国に対しては2025年の万博開催に向け空港の容量拡張が実現するよう、必要な手続きを進めることを要請するとしています。
インバウンド対策にお困りですか?
「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します!
【8/21開催】インバウンドプロモーション最新版!人流データを活用した旅ナカ集客
本セミナーでは、株式会社unerryと株式会社movが共催し、「インバウンドの旅ナカ行動」に焦点を当て、訪日外国人が“日本のどこを回遊し、どのように消費しているのか”を解説いたします。
日本各地でインバウンドが戻りつつある中、「観光客は来ているが、地域内で回遊されていない」「店舗・施設への来訪に繋がっていない」といった課題も多く見られます。
そこで本セミナーでは、
- インバウンドの最新動向
- 日本におけるインバウンドの回遊・来店行動
の観点で、インバウンドの消費行動の“実像”を明らかにします。
<セミナーのポイント>
- インバウンド市場の最新動向がわかる!
- インバウンドの“旅ナカの動き”が学べる!
-
インバウンドの動きに合わせた広告配信と来店促進の手法が学べる!
詳しくはこちらをご覧ください。
→【8/21開催】インバウンドプロモーション最新版!人流データを活用した旅ナカ集客
【インバウンド情報まとめ 2025年7月後編】「万博に来た訪日客」の国別ランキングを発表!ほか
訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。
この記事では、主に7月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。
※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。
※口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「万博に来た訪日客」の国別ランキングを発表! / JNTO、韓国・サウジ・ブラジルで訪日プロモーション強化 ほか:インバウンド情報まとめ 【2025年7月後編】
今こそインバウンドを基礎から学び直す!ここでしか読めない「インバウンドの教科書」

スマホ最適化で、通勤途中や仕込みの合間など、いつでもどこでも完全無料で学べるオンラインスクール「口コミアカデミー」では、訪日ラボがまとめた「インバウンドの教科書」を公開しています。
「インバウンドの教科書」では、国別・都道府県別のデータや、インバウンドの基礎を学びなおせる充実のカリキュラムを用意しています!その他、インバウンド対策で欠かせない中国最大の口コミサイト「大衆点評」の徹底解説や、近年注目をあつめる「Google Map」を活用した集客方法など専門家の監修つきの信頼性の高い役立つコンテンツが盛りだくさん!