年収1億円以上「ウルトラ富裕層」の観光における実態とは? ほか:インバウンドに関する注目の数字

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訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは今週公開した記事の中から、インバウンドに関する注目の数字をピックアップしてご紹介します。

インバウンド対策に携わる方のヒントになる数字を厳選しましたので、ぜひ関連記事も併せてご覧ください。


【訪日ラボは、8月5日にインバウンドカンファレンス「THE INBOUND DAY 2025」を開催します】

会場での開催に加え、一部講演ではオンライン配信(参加費無料)も実施!さらに、チケットを購入した方限定でアーカイブ配信も予定しています。

ご来場が難しい方や当日ご都合が合わない方も、この機会にぜひご参加ください。

1億円以上

「ウルトラ富裕層(超富裕層)」といわれる人々の年収

中国富裕層に関するコンサルティングを行うmingle株式会社は、年収1億円以上の富裕層「ウルトラ富裕層(超富裕層)」と定義しています。

インバウンド富裕層の嗜好やライフスタイルは想像しづらいですが、Technavioが発表した「Luxury Travel Market Forecast 2024-2028」によると、世界の富裕層旅行市場は、2028年には5,787億ドル(約86兆8,000億円)*に成長すると予測されています。

このように、富裕層市場は「消費単価が高い」「市場が大きく成長が見込まれる」ことから、今後大きな経済効果が期待されており、富裕層は重要なターゲットとして注目されているのです。

こちらの記事では、mingle株式会社への取材を通して、富裕層の中でも特に注目されることが多い「中国富裕層」の観光トレンドや実態、誘致する上で事業者が心がけるべきことについて深掘りしています。

中国の「ウルトラ富裕層」ってどんな人?インバウンド戦略のカギとは

*1ドル=150円で訪日ラボ換算

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50.2%

日本の美容サロンに対して利用意向のある訪日外国人観光客の割合

株式会社リクルートの美容に関する調査報告機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は、美容サロンにおけるインバウンド実態調査を実施しました。

その中で、訪日客に向けて、日本の美容サロンを利用したいか質問したところ、全体の50.2%が利用意向があるとわかりました。

この結果について、同機関は、日本の美容技術やホスピタリティの高いサービスインバウンドの心を掴んでいると分析しています。

こちらの記事では、日本の美容サロンに関して、訪日客が魅力に感じるポイントや訪日客対応における課題を紹介しています。

日本の美容サロンの「当たり前」が大きな付加価値に:ホットペッパービューティーアカデミー調査

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1位は「日本食」

外国人が日本に来る理由ランキングの結果

コロナ禍が明け、インバウンド需要が急速に拡大していますが、外国人観光客は、どんなことを期待して日本に訪れているのでしょうか。

観光庁が、訪日外国人観光客に「訪日前に期待していたこと」と「次回の訪日旅行でしたいこと」について調査した結果、双方において日本食を食べることが1位となりました。

また、日本酒を飲むことも上位にランクインしていたことから、日本の食文化を楽しむことが訪日観光のメインの目的となっていることがわかります。

こちらの記事では、観光庁の調査結果を基に、外国人が日本に来る理由やインバウンド対応における課題点についてご紹介します。

外国人が日本に来る理由ランキングTOP10!日本の食事とショッピング、どちらが人気?

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以上、「インバウンドに関する注目の数字」をご紹介しました。次週もぜひチェックしてみてくださいね。

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【7/3開催】宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」

インバウンド需要の高まりに加えて2025年は大阪・関西万博の開催など、国内旅行者に限らず訪日観光客の増加も加速する日本。今、国内観光の需要は増加する傾向であり、ホテル・宿泊業界は大きなビジネスチャンスの時代を迎えています。このような状況において、宿泊施設としての取り組みやサービスの品質改善は、お客様に選ばれ続けるための最重要課題となっています。

本イベントでは「顧客への情報アピール」「顧客体験(ゲストエクスペリエンス)」「運営のデジタル化」など、施設運営に必要なをテーマを、市場の最前線を走るエキスパートたちが集結。お客様が施設を見つける「旅マエ」から、実際に滞在する「旅ナカ」まで、あらゆるフェーズにおける最新戦略と成功事例を徹底解説します。

<本セミナーのポイント>

  • 変わりゆく市場の状況と、今後注目のトレンドを把握できる
  • 旅マエの顧客行動を理解し、集客・予約率アップのヒントが得られる
  • 旅ナカの接客品質を高め、顧客満足度向上に繋がる実践的な対応を学べる
  • 各分野の専門家から、ビジネスを加速させる具体的な戦略や成功事例が聞ける

詳しくはこちらをご覧ください。

宿泊のイマを考える「ホスピタリティサミット」【7/3開催】

【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」

2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。

「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。

初開催となる今回のテーマは「インバウンドとは」。

参加者一人ひとりが、「自分にとって、企業にとって、地域にとってのインバウンドとは何か」「いま、どう向き合うべきか」「どうすれば日本の可能性を最大化できるのか」という問いを持ち帰り、主体的なアクションへとつなげていただきたいと考えています。

<こんな方におすすめ>

  • インバウンド戦略の策定・実行に課題を感じている経営者・担当者
  • 最新の市場動向や成功事例を把握し、事業成長に繋げたい方
  • 業界のキーパーソンと繋がり、新たなビジネスチャンスを模索したい方
  • 小売・飲食・宿泊・メーカー・地方自治体・DMO・観光/アクティビティ事業者
  • インバウンド関連サービス事業者、およびインバウンド業界に興味がある学生
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【インバウンド情報まとめ 2025年6月後編】「2030年6,000万人・15兆円」の目標達成に向けた議論 ほか


訪日ラボを運営する株式会社movでは、観光業界やインバウンドの動向をまとめたレポート【インバウンド情報まとめ】を毎月2回発行しています。

この記事では、主に6月後半のインバウンド最新ニュースを厳選してお届けします。最新情報の把握やマーケティングのヒントに、本レポートをぜひご活用ください。

※本レポートの内容は、原則当時の情報です。最新情報とは異なる場合もございますので、ご了承ください。

口コミアカデミーにご登録いただくと、レポートの全容を無料にてご覧いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。

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      この記事の筆者

      訪日ラボ編集部

      訪日ラボ編集部

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