訪日ラボ編集部の横山です。本シリーズでは今週公開した記事の中から、インバウンドに関する注目の数字をピックアップしてご紹介します。
インバウンド対策に携わる方のヒントになる数字を厳選しましたので、ぜひ関連記事も併せてご覧ください。
1億円以上
中国人富裕層に関するコンサルティングを行うmingle株式会社は、年収1億円以上の富裕層を「ウルトラ富裕層(超富裕層)」と定義しています。
インバウンド富裕層の嗜好やライフスタイルは想像しづらいですが、Technavioが発表した「Luxury Travel Market Forecast 2024-2028」によると、世界の富裕層旅行市場は、2028年には5,787億ドル(約86兆8,000億円)*に成長すると予測されています。
このように、富裕層市場は「消費単価が高い」「市場が大きく成長が見込まれる」ことから、今後大きな経済効果が期待されており、富裕層は重要なターゲットとして注目されているのです。
こちらの記事では、mingle株式会社への取材を通して、富裕層の中でも特に注目されることが多い「中国人富裕層」の観光トレンドや実態、誘致する上で事業者が心がけるべきことについて深掘りしています。
→中国の「ウルトラ富裕層」ってどんな人?インバウンド戦略のカギとは
*1ドル=150円で訪日ラボ換算
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50.2%
日本の美容サロンに対して利用意向のある訪日外国人観光客の割合
株式会社リクルートの美容に関する調査報告機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は、美容サロンにおけるインバウンド実態調査を実施しました。
その中で、訪日客に向けて、日本の美容サロンを利用したいか質問したところ、全体の50.2%が利用意向があるとわかりました。
この結果について、同機関は、日本の美容技術やホスピタリティの高いサービスがインバウンドの心を掴んでいると分析しています。
こちらの記事では、日本の美容サロンに関して、訪日客が魅力に感じるポイントや訪日客対応における課題を紹介しています。
→日本の美容サロンの「当たり前」が大きな付加価値に:ホットペッパービューティーアカデミー調査
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1位は「日本食」
外国人が日本に来る理由ランキングの結果
コロナ禍が明け、インバウンド需要が急速に拡大していますが、外国人観光客は、どんなことを期待して日本に訪れているのでしょうか。
観光庁が、訪日外国人観光客に「訪日前に期待していたこと」と「次回の訪日旅行でしたいこと」について調査した結果、双方において日本食を食べることが1位となりました。
また、日本酒を飲むことも上位にランクインしていたことから、日本の食文化を楽しむことが訪日観光のメインの目的となっていることがわかります。
こちらの記事では、観光庁の調査結果を基に、外国人が日本に来る理由やインバウンド対応における課題点についてご紹介します。
→外国人が日本に来る理由ランキングTOP10!日本の食事とショッピング、どちらが人気?
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以上、「インバウンドに関する注目の数字」をご紹介しました。次週もぜひチェックしてみてくださいね。
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