観光庁は11月21日、国連世界観光機関(UN Tourism)の「ベストツーリズムビレッジ」において、日本から新たに2地域が認定されたことを公表しました。
今回認定されたのは山形県西川町(にしかわまち)と鹿児島県天城町(あまぎちょう)で、日本で認定されているベストツーリズムビレッジは合計8地域となりました。
ベストツーリズムビレッジとは
ベストツーリズムビレッジ(BTV)は2021年から始まったUN Tourismのプロジェクトで、SDGs(持続可能な開発目標)に沿って観光を通じた自然や文化遺産の保全などを行い、持続可能な観光地域づくりに取り組む地域を認定するものです。
ベストツーリズムビレッジに認定されると、UN Tourism指定のロゴマークを使用できるほか、国際的なベストツーリズムビレッジネットワークに参加し、認定地域同士での知見や経験の共有ができるなど、地域の観光地としての認知度や魅力度の向上につながります。
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山形県西川町と鹿児島県天城町の2地域が認定
「ベストツーリズムビレッジ2024」では、260以上の地域からの応募があり、その中の55地域が認定され、日本からは山形県西川町と鹿児島県天城町が認定されました。
山形県西川町では、信仰の拠点とされる「岩根沢三山神社」などの文化資源や、夏スキー・登山・冬のスキーも楽しめる「月山」などの自然を観光資源として活かしています。
鹿児島県天城町も「千間海岸」など自然が豊かな地域であることに加え、自然と共に暮らす文化や地域住民の生活を活かした観光振興を行っています。
なお、UN Tourism等から技術的助言等の支援を受けられる「アップグレードプログラム」においては、新潟県山古志村(やまこしむら)と福井県白山(しらやま)地区が選ばれたということです。
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<参照>
国土交通省 観光庁:「ベストツーリズムビレッジ」に新たに2地域が選ばれました! ~山形県西川町(にしかわまち)、鹿児島県天城町(あまぎちょう)が認定~
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