日本百貨店協会は1月24日、全国百貨店の2024年12月売上高概況、および2024年年間売上高概況を発表しました。
2024年12月のインバウンド売上(免税売上)は625.9億円、購買客数は59.9万人で、ともに12月として過去最高となっています。
また、2024年年間のインバウンド売上は6,487億円、購買客数は603.7万人となり、過去最高を大幅に更新したこともわかりました。
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2024年12月のインバウンド売上、単月として過去最高
2024年12月の百貨店売上高総額は6,616億円で、前年同月比2.8%増となりました。その要因として、インバウンドや宝飾品等高額商材、化粧品の売上高伸のほか、外商催事や物産展などの各社におけるイベント施策の成功が挙げられています。
また、インバウンド(免税売上)は前年同月比31.1%増の625.9億円で、12月として過去最高を記録。購買客数は前年同月比36.6%増の59.9万人で、これまで最も購買客数が多かった2024年6月(57.9万人)を上回り、調査開始(2014年10月)以来、過去最多を更新しました。
百貨店への来店が多かった国は、中国本土、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシアが挙げられ、これまでと同様に東アジアの国が中心となっています。人気の商品についても、化粧品やハイエンドブランド、食料品などが引き続き人気を集めました。
2024年年間では、売上・客数ともに過去最高を大幅更新
また、2024年年間の売上高は5兆7,722億円で前年比6.8%増となりました。
中でもインバウンドに関しては、売上が6,487億円で前年比85.9%増、購買客数が603.7万人で前年比74.3%増と、過去最高を大幅に更新しました。
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日本百貨店協会:
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