観光庁は3月31日、宿泊旅行統計調査(2025年1月・第2次速報、2025年2月・第1次速報)を公表しました。2月の延べ宿泊者数は4,833万人泊で、前年同月比1.0%増となりました。
外国人宿泊者数は前月から185万人減の1,330万人泊(前年同月比15.5%増)となっています。
また1月の国籍別延べ宿泊者数も発表され、中国が1位であることがわかりました。
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2月の延べ宿泊者数は4,833万人泊、外国人は1,330万人泊
観光庁は、2025年2月の延べ宿泊者数(第1次速報)を公表しました。
2月の延べ宿泊者数は全体で4,833万人泊、外国人延べ宿泊者数は1,330万人泊でした。
外国人宿泊者数は前月から減少しているものの、2月が春節のメインだった昨年より15.5%増加しており(2024年:2月10日〜17日、2025年:1月28日〜2月4日)、引き続き好調であることがうかがえます。

客室稼働率は全体で60.3%で、前月から5.7ポイント増加し、前年同月比でも2.5ポイント増加しました。
最も稼働率が高かったのはビジネスホテルで、74.4%となっています。
また、都道府県別の稼働率(1月)を見ると、大阪府が71.7%と、全国で最も高い値でした。
1月の国籍別延べ宿泊者数、引き続き中国が1位
また、1月の国籍別延べ宿泊者数も発表されました。国籍別では、2024年12月に引き続き中国が1位となっています。

中国は前年同月比で137.5%増となっています。他の増加が著しい国としては、ロシア(前年同月比70.8%増)、マレーシア(前年同月比67.5%増)が挙げられます。
上位5か国は、中国に続いて台湾、韓国、米国、オーストラリアの順となりました。
1月の地方部における外国人延べ宿泊者数、前年の約1.49倍
1月の外国人延べ宿泊者数を三大都市圏と地方部で比較すると、前年同月比で三大都市圏が1.27倍となっていたのに対し、地方部では1.49倍に伸長しました。
1月の外国人延べ宿泊者数における三大都市圏と地方部の割合は、61.9% / 38.1%となっています。

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<参照>
観光庁:宿泊旅行統計調査
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