高速バス・夜行バスの予約サイト「WILLER TRAVEL」によると、インバウンド観光客の今冬のバス予約数は前年比138%と増加傾向で、184か国からの利用を記録しました。
冬季・春休みいずれの期間も、インバウンドに人気の高い「富士山・富士五湖エリア」の予約が多くなっています。
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WILLER MARKETING株式会社、冬季・春休み期間のバス予約状況を発表
WILLER MARKETING株式会社は3月26日、予約サイト「WILLER TRAVEL」の多言語サイトを通じた、冬季期間(2024年12月1日~2025年2月28日)と春休み期間(2025年3月20日~4月10日)のインバウンド観光客のバス利用動向を発表しました。
今冬のバス予約数は前年比138%、184か国から利用
冬季期間の総予約者数は前年比138%で、184か国からの利用を記録しました。
特に中国や台湾、韓国、インドネシア、香港が上位を占めています。

通年で人気の高い富士山・富士五湖エリアのほか、冬季期間は洞爺湖温泉(北海道)や登別温泉(北海道)、白川郷・高山エリア(岐阜)、白馬(長野)などの注目が高くなっています。

春休みの予約は前年比125%、桜や温泉地が人気
春休み期間の総予約者数は前年同期比125%で、桜鑑賞はもちろん、冬季に続いて温泉地への移動が多い傾向がみられます。
東名阪を結ぶ都市間路線を除くと富士山・富士五湖エリアが圧倒的な人気で、桜の名所として人気であるほか、春の爽やかな気候のなかで自然を楽しめる点が、インバウンドに選ばれる要因と考えられます。
ほか、歴史的観光地としての認知度が高い広島なども、フランスやドイツなどヨーロッパ圏からの旅行者の増加が顕著となっているということです。

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<参照>
WILLER株式会社:移動ポータルサイト「WILLER TRAVEL」冬季および春休み期間のインバウンド観光客動向まとめ
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【8/5開催】「THE INBOUND DAY 2025 -まだ見ぬポテンシャルへ-」
2025年、日本のインバウンド市場は訪日外客数が過去最高の4,020万人に達するとの予測や大阪・関西万博、IR誘致などによる世界からの注目度の高まりから、新たな変革期を迎えています。一方で、コロナ禍を経た現在、市場環境や事業者ごとの課題感、戦略の立て方は大きく様変わりしました。
「THE INBOUND DAY 2025」は、この歴史的な転換点において、インバウンド事業に携わるすべての企業・団体・自治体・個人が一堂に会し、日本が持つ「まだ見ぬポテンシャル」を最大限に引き出すための新たな視点や戦略的アプローチを探求、議論する場です。
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