高速バス「WILLER EXPRESS」、春節期間の中国人利用が前年比11倍に

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WILLER EXPRESS株式会社は2月4日、春節期間における、高速バス「WILLER EXPRESS」の予約動向について発表しました。

これによると、2025年の春節期間において、訪日中国人旅行客の利用は前年比11倍と、大幅な伸びを記録していることが分かりました。

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高速バス「WILLER EXPRESS」、春節期間の中国人利用が前年比11倍に

高速バス「WILLER EXPRESS」における、2025年春節期間*の訪日中国人利用者数は、1月28日時点で2,473人となり、前年同期比約11倍と大幅に増加しました。特に1月13日週は、週単位で過去最多となる801人を記録しました。

同社は、日本全体での訪日中国人増加に加え、2024年2月から予約サイト「WILLER TRAVEL」で、WeChat PayおよびAlipay+に対応したことが寄与していると分析しています。

*対象期間:2025年1月13日~2月23日

▲訪日中国人旅行客の週ごと利用数:WILLER株式会社 プレスリリースより
▲訪日中国人旅行客の週ごと利用数:WILLER株式会社 プレスリリースより

8割超が「関東=関西線」利用、大学生の個人旅行が牽引か

春節期間の利用路線を見ると、約8割が「関東関西線」を利用しており、前年比14倍となっています。

▲春運期間中の訪日人旅行客の利用数 2024/2025同期比:WILLER株式会社 プレスリリースより
▲春運期間中の訪日人旅行客の利用数 2024/2025同期比:WILLER株式会社 プレスリリースより

また期間中では、一般的に移動のピークとなりえる1月27日週・2月3日週は、前後の週より利用者がやや少なくなっています。

このような傾向が見られる理由として、利用者の多くが冬休み中の大学生であり、高速バスで「ずらしてお得に」移動をしている傾向があることが考えられます。

▲春運期間中 訪日中国人旅行客の週別利用数 2024/2025同期比:WILLER株式会社 プレスリリースより
▲春運期間中 訪日中国人旅行客の週別利用数 2024/2025同期比:WILLER株式会社 プレスリリースより

実際に「関東関西線」の年齢別シェアをみると、訪日中国人旅行客では利用者の6割以上が18~23歳であり、日本人の利用者と比較しても高い比率となっています。

同社では、近年、訪日中国人の旅行が団体から個人にシフトしたことで、大学生の個人旅行者が高速バスを積極的に利用しているのではないかと分析しています。

2019年の春節期間(2019年1月14日~2月24日)を見てみても、訪日中国人の利用者数は274人で、今年は速報値の時点で9倍以上と大幅に増えています。

▲春運期間中の年齢別利用者数 日中比較:WILLER株式会社 プレスリリースより
▲春運期間中の年齢別利用者数 日中比較:WILLER株式会社 プレスリリースより

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<参照>

WILLER株式会社:高速バス「WILLER EXPRESS」 春節・春運期間の訪日中国人旅行客 前年同期比 11 倍

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この記事の筆者

訪日ラボ編集部

訪日ラボ編集部

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